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『特捜最前線』の紅一点・関谷ますみはチョコ店経営中「日焼けした大滝秀治さんの頭にローションを」舞台裏明かす

芸能 記事投稿日:2026.02.21 06:00 最終更新日:2026.02.21 06:00

『特捜最前線』の紅一点・関谷ますみはチョコ店経営中「日焼けした大滝秀治さんの頭にローションを」舞台裏明かす

千葉県柏市でベルギーチョコレート店を経営する関谷ますみ(写真・木村哲夫)

 

 豪華キャストに潤沢な制作費、そして惜しみなく使われる火薬――。1970年代から1980年代にかけて「刑事ドラマ」は黄金時代を迎え、民放各局は真っ向勝負を繰り広げた。『特捜最前線』(テレビ朝日系)で活躍した関谷ますみに、当時の撮影秘話を聞いた(以下、本人談)。

 

 それまでの私は東宝の青春作品にしか出演しておらず、やくざ映画で有名だった東映制作の本作には、怖いイメージがありました。初日は緊張して現場に行きましたが、皆さん優しく可愛がってくださり、私の誤解だったことがわかりました(笑)。

 

 私が演じた紅一点の婦警・カンコ(高杉幹子)は当初、お茶を出すシーンくらいでしたが、皆さんの助言のおかげかな。少しずつ出番が増え、年に1、2本、私が主役になる回ができました。

 

 思い出に残っているのはハワイロケです。ベテラン刑事役の大滝秀治さんが犯人を説得し、捕まえるシーンの撮影が長くて、大滝さんの頭が日に焼けて真っ赤になっちゃったんです。

 

 夜、ホテルで私とゲスト出演の方とで、ローションをペタペタ頭に塗って。それから大滝さんとはすごく仲よくなって、舞台を観に行ったり、ご自宅にお邪魔したりしました。

 

 課長役の二谷(英明)さんとの思い出もハワイでのものです。穏やかで、すごくリーダーシップがある方でした。ハワイはご自分の庭のような場所で、ディナーの店はすべて決めてくださいました。キャスト、スタッフが集まっての食事会はとても楽しかったです。

 

 お食事があまりにも美味しくて、二谷さんに「私、生まれてきてよかったです」なんて言ったんですよね。すると、「カンコにそんなに喜んでもらえた」と笑顔で応えてくださいました。

 

 私は『特捜』出演後に結婚し、引退しました。今は、夫と地元の千葉県柏市でベルギーチョコレート店を経営しています。今でも『特捜』の熱烈なファンの方が来てくださって、1時間ぐらい作品の話をして帰られるんですよ。

 

■『特捜最前線』/(テレビ朝日系)1977〜1987年
約10年にわたり全508話が放送された、刑事ドラマ史に残る名作。警視庁特命捜査課を舞台に、派手な爆破やアクションよりも、刑事たちの葛藤や家族との関係まで掘り下げる重厚な人間ドラマが支持を集めた。主演は神代警視正を演じた二谷英明

 

■せきやますみ
東宝の青春ドラマを中心に活動。現在はベルギー王室御用達チョコレート専門店「レオニダス柏店」と、2階のカフェ「Tea Zon」を経営している

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出典元: 週刊FLASH 2026年3月3日・10日合併号

著者: 『FLASH』編集部

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