
2025年8月下旬、成田空港に到着した宮根誠司(写真・読者提供)
2月22日に放送された2つの報道番組で、相次いで謝罪が行われ、波紋を広げている。
「まずはこの日の夕方、『真相報道 バンキシャ!』(日本テレビ系)のMC・桝太一アナが、15日のオンエアで、先の衆議院選挙の比例代表単独で初当選した自民党新人議員・村木汀議員が、選挙中に名前入りタスキを着用しなかった理由について陳謝。
当時、まるで議員が当選可能性が低いと考えていたかのように伝えてしまったものの、そもそも比例単独候補は制度上、個人名入りのタスキを使用しないため、事実と異なる印象を与えたと訂正したのです」(スポーツ紙記者)
さらに桝アナは、
「私たち番組の認識、確認不足により、事実と異なる印象を与える放送となってしまいました。村木議員、関係者の皆様、そして視聴者の皆様に深くお詫びいたします」
と述べた。
「この件については、オンエア直後にも自民党広報本部長の鈴木貴子衆院議員が自身のXで『バンキシャ!』の放送内容に疑問を呈し、比例単独候補が名前入りタスキを着けないのは制度上当然なのに、当選意思が乏しいかのような構成だったと指摘。番組側は認識不足を認め、謝罪し訂正していました」(同前)
さらに、同じく22日夜にはフジテレビの報道番組『Mr.サンデー』でもアナウンサーがお詫びした。
「15日の放送内容について藤本万梨乃アナが、衆院選の比例代表・東京ブロックの政党別得票率を示した際、日本保守党と減税日本・ゆうこく連合が一覧表から漏れていたと説明。
正しい表を示しながら、『記載漏れをお詫びし、今後再発防止を徹底してまいります』と謝罪。フジテレビは19日にも公式サイトで経緯を説明し、両党を含めた正しい得票率を公表した上で、同じくお詫びをしていました」(同前)
いずれも選挙特集における、候補者のタスキにまつわる認識不足と、“政党ハブき” 。Xでは
《今後の再発防止再発防止って バンキシャもそうだけどさ いっつも口先だけやん? テキトーに茶濁して終わりって視聴者舐めてるやろ?》
《バンキシャもMr.サンデーもダメダメだな》
など厳しい声が寄せられている。どうしてこうしたことが立て続けに起きてしまったのか。芸能プロ関係者が語る。
「正しいことを伝えるのが信条の選挙報道ですが、制作現場の人手不足に加えて放送までに間に合わせなければならない余裕のなさが、細やかなチェックをおろそかにしたのでしょう。
また、原稿など資料の突き合わせを“誰かがやってくれるだろう”という空気が蔓延し、結果として初歩的なミスがそのまま放置されてしまいました。根本的な背景としては、各局が視聴率目当てにひたすら政局報道をおこなったことでしょう。いわば政治のバラエティ化です。そのせいで人員が足りず、チェック体制が甘くなってしまったと言えそうです。
もちろん、誤報やミスをゼロにすることは困難です。ただ、選挙期間中には特に気をつけなければいけない。“量産”することよりも質を重視したほうがいいかもしれませんね」
時代の要請上、さらなる速報性と正確性がメディアには求められている……。
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