
King Gnuの井口理(写真・本人のXより)
2月22日、Xである投稿が注目を集めた。
《井口理 MC「なんか『隣の人の声がうるさくて聴こえないなんだよ』ってね声も聞こえますが、僕としては求めてる事なのでこちらが。」「ガンガン歌ってもらって。なんか隣の声うるさいなと思ったらそれ以上に歌ってください!」》
現在16都市31公演というツアー「King Gnu CEN+RAL Tour 2026」の仙台公演で、ボーカル/キーボードの井口理が行ったMCの言葉だという。
「ライブ会場で“隣の人の歌声がうるさい”というのは、しばしば問題になります。今回は井口さんの発言をきっかけに、ライブでの歌唱がアリなのかナシなのか、再びネット上で議論が巻き起こっています。とくにステージから距離がある指定席の場合、隣の客が“熱唱”するタイプだった場合は逃げられません。お目当てのアーティストの声がきちんと聞けず、モヤモヤする人もいるでしょうね」(芸能記者)
Xではバンド側の“一緒にガンガン歌ってほしい”という意向を支持する声がある一方で、客側の“一人カラオケされるのは嫌”という切実な反論が入り乱れている。
《歌声楽しみたいのなら音源聴けよ 熱狂を楽しみたいからライブ行くんだろ 知らねぇやつの歌声聞きたくねぇから黙ってろってすげぇ自己中な発言じゃね? 井口も客と一緒に歌えることが楽しいんじゃないの? ファンの気持ち考えろっと言うけど井口の気持ちは考えないんだな》
《kingGnuのやつ自由を訴えるのはいいけど、自分のとこのファンを大事に出来ない自由の訴えは違うと思うかなー。今までもルールの中で非常識な奴がいて困ってたのに(自己満カラオケとかね)その人達が本人が言ってたから!!ってドヤ顔になっちゃったらめちゃくちゃになるよ。ここは日本なんだよね》
今回のツアー、King Gnuは「来場者による公演中の撮影を全編許可」という異例の策を取っている。
「海外のライブやフェスなどでは撮影OKな場合が多く、YouTubeなどにも観客撮影のライブがよくアップされています。一方で日本は原則禁止なことがほとんど。アンコールだけ撮影許可や、ライブ中盤に1曲だけOKなどの例はあります。King Gnuの常田大希は2月15日に行った自身のInstagramの生配信で《いろんなところに行くじゃない、国とかもね。日本だけ厳しくない?っていうのがずっと気になっていて。日本ほどマナーがいい国はなかなかないのに、日本が一番厳しい。ルールというものもできるだけ減らしたいなと思っていて》と発言しています。今回の“客熱唱推奨”も今までの慣例をぶち破ろうというバンドの意思なんでしょう」(前出・記者)
しかし、静寂の中での表現を好むファンが多いのも事実だ。海外のような大合唱による「うねり」を理想とするアーティスト側と、一音一句を聴き逃したくない観客側。その溝を埋めるのは容易ではない。
演者と観客双方が幸せになれる中間地点(セントラル)が見つかればいいのだが……。
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