
物議を醸す企画をおこなったファッション誌『egg』(写真・公式サイトより)
2月24日までに、ギャルファッション誌『egg』の公式YouTubeチャンネルで発表された新企画が、大きな波紋を広げている。
同誌はYouTubeに『シンデレラ体重にならなければ雑誌出れません』と題した動画を投稿。モデルの体型管理を徹底させる企画を打ち出したのだ。
「動画では、9名のeggモデルが集結。企画の背景として、スタッフが『今のモデルたちの体型管理が疎かになっているのではないか』という編集部の懸念を告白しました。スタイルの個人差を指摘した上で、その場で体重測定を実施。目標とする『シンデレラ体重』との差を可視化し、現状を把握するという内容でした」(ファッション誌ライター)
公開直後から動画は物議を醸した。視聴者からは疑問が噴出したのだ。
《eggの基準、若い女の子が将来困らないように考え直したほうが良いと思うわ》
《今どきシンデレラ体重とかいうカルチャーを発信する雑誌が存在するのこわ》
《もうモデルは細くあるべきの時代は終わらせよ》
急激な減量は健康被害を招きかねない。事実、モデル自身も悲鳴を上げている。
「特に困惑していたのが、同誌で“筋肉ギャル”として活躍するルナさんです。体重という数字よりも“健康美”を追求してきた彼女ですが、今回の企画では1カ月間で13kgもの減量を命じられたといいます。本人は困惑した胸中をSNSに綴っており、動画では“ルナさんだけは方向性をしっかり相談して実施する”と注釈が入れられていました」
現在、世界的には痩せすぎのモデル起用を制限・禁止する動きが加速している。今回の企画は、そんな流れに完全に逆行するものだ。
「動画の中では、編集部スタッフがモデルとして頑張っている子とそうでない子の差を指摘。『体型管理を頑張っている子が損する雑誌にはなってほしくない』との思いをコメントしていました。さらに、『(ストイックに頑張ってる子と)レベルはそこに合わせないとダメ』と厳しい指摘も。この手法は、視聴者に時代錯誤の印象を与えてしまいました。
何より問題なのは、雑誌というメディアが社会に及ぼす影響力。動画の概要欄に『読者に強制するものではない』と注釈を入れたところで、多感な読者に『痩せていなければ価値がない』という強迫観念を植え付けるリスクは拭えません。本気でモデルに体型管理をしてほしいのであれば、動画にせず、水面下で指導すればいい話です」(芸能ジャーナリスト)
ファッション誌とは時代を先取りするメディアのはずだがーー。
![Smart FLASH[光文社週刊誌]](https://smart-flash.jp/wp-content/themes/original/img/common/logo.png)







