千鳥・大悟
千鳥・大悟が、2月23日『大悟の芸人領収書』(日本テレビ系)でテレビへの危機感を語り、話題となっている。
「この日は、“いま、芸人がめざすべきはテレビかネットか”というテーマで議論がかわされました。
ベテランの出川哲朗さんは『若い世代にはゴールデンで冠番組を目指してほしい』と主張しました。かつては冠番組の獲得が、芸人にとって最高のステイタスだったものの、いまの世代は『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)での優勝など、価値観が変わってきてしまっているとして、それでもテレビを盛り上げてほしいと熱弁したのです」(芸能担当記者)
この訴えに対し、8人組ユニット・ダウ90000の蓮見翔は、
「出川さんこそYouTubeに出て、テレビを見ない人を(テレビの世界に)連れてこないといけない。『テレビを盛り上げようよ』と、テレビの中だけで言っている」
と反論。さらに出川の意見に対して「店の中でチラシ配ってる」とも表現した。
「すると、MCの大悟さんが神妙な表情で『話を聞けば聞くほど、いまのワシらががんばらないとダメ』と神妙な面持ちで語りました。『ワシがやっているような番組に、中学生・高校生が見たいと思わなかったら、終わっちゃう。だから大悟ががんばります』と本気の宣言をし、続けて、『(若手芸人が冠番組を)目指さなくなってきているのは、ワシらがやってる番組より、YouTubeとかに惹かれちゃってるってことやね』と、“YouTubeで売れる”ことを目指す芸人が現れている現状を危惧していました」(前出・芸能担当記者)
この発言を受け、Xでこんな声も。
《千鳥はめちゃくちゃパクられてるから言える権利あるよな。なんなら裁判起こせば勝てる》
いったいどういう意味なのか。放送作家が語る。
「大悟さんが一時期やっていた“韓国の土下座”や、寄せてくる波から逃げるつもりが、逆に海に落ちてしまう体当たり系の動きは、いまやYouTuberも多用するリアクション芸のルーツともいえるものです」
影響を与えているのは、大悟だけではない。
「相方のノブさんがよく使う『おもしろいより心配が勝つ』というフレーズに似た言い回しを、YouTubeユニット『チャンネルがーどまん』のがーどまんさんが『笑いより心配が勝つ』として使っています。
さらに、ノブさん発祥とされる『どういうお笑い?』というツッコミや、『King Gnuの歌いだしくらい繊細』という、何かにたとえた形で表現する手法も、よくYouTuberが取り入れています。
つまり千鳥さんは、こうした鮮烈なキラーフレーズや突発的な動き、直感的な笑いなど、すでに地上波で“YouTube的文法”を完成させている、と考える人が多いんです。“オリジナルなおもしろさ”はテレビから生まれていて、それを“YouTuberがパクっている”という意見です。
とはいえ、やはり若者のテレビ離れが深刻なのは間違いありません。どうすれば視聴者を取り戻せるのか。お笑い界の現役トップランナーの大悟さんが背負うものは大きいでしょう」
たしかに、店のなかでチラシを配っているだけでは、お客は増えないだろう。
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