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小学館で連載中の人気漫画家、「性加害」事件後の “別名義” 起用に苦言…『常人仮面』騒動後の “後手対応” で失った信頼

芸能 記事投稿日:2026.03.03 18:00 最終更新日:2026.03.03 18:55

小学館で連載中の人気漫画家、「性加害」事件後の “別名義” 起用に苦言…『常人仮面』騒動後の “後手対応” で失った信頼

小学館(写真・アフロ)

 

『ドラえもん』や『名探偵コナン』など、国民的漫画を生み出してきた大手出版社の小学館。しかし、連載中止となった漫画家を “別名義” で起用していたことが発覚し、波紋を呼んでいる。

 

 発端となったのは、2月26日に小学館の漫画が読めるウェブコミックサイト「マンガワン」で『常人仮面』の配信停止が発表されたことだ。

 

「同サイトで『堕天作戦』を連載していた山本章一氏が、2020年に児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)で略式起訴、罰金刑を受け、連載を中止しました。しかし、その後、編集部が山本氏を『一路一』という別のペンネームで起用し、新作『常人仮面』を2022年から連載していたことが発覚したのです。

 

 さらに、3月2日には、山本氏の問題を受けて社内調査した結果、漫画『アクタージュ act-age』(集英社)の原作者・マツキタツヤ氏も、『マンガワン』で連載中の『星霜の心理士』に別のペンネームで起用していたことがわかりました。

 

 マツキ氏は2020年に強制わいせつ容疑で逮捕・起訴され、集英社の『アクタージュ』は打ち切りになりましたが、小学館で名前を変えて新たな連載を持っていたのです。

 

 性加害で連載中止になった漫画家2人が名前を変えて復帰していたことで、『マンガワン』には大きな批判が集まっています」(スポーツ紙記者)

 

 2日、『ソラニン』や『おやすみプンプン』などを刊行した漫画家・浅野いにお氏が、自身のXで《小学館で連載している身として発言します。小学館はこれをマンガワン編集部だけの問題とせず、小学館の全社的な問題として向き合ってください》と投稿した。

 

「現在、浅野氏は『ビッグコミックスペリオール』で『MUJINA INTO THE DEEP』を連載しています。ただ、今回の小学館の対応に苦言を呈し、《マンガワンでのオリジナルの連載作家が大きな機会損失を被っていることに対する金銭の補填、希望があれば連載移籍先の確保等、会社として責任のある具体的フォローを強く求めます》と、連載を持つ漫画家への補償を求める意見をつづりました」(芸能記者)

 

 小学館の対応に厳しい見解を示した浅野氏に対して、Xでは

 

《著名な作家ご本人にはリスキーなはずなのに一般人にも目に見えて声を上げるのはかっこいい》

 

《大御所がはっきり意見言っててビックリする》

 

《浅野先生の勇気ある発言に、心から感謝します》

 

 など、支持する声が多数あがっている。

 

「『常人仮面』の配信停止以降、多くの漫画家がSNSで意見を述べていました。浅野氏は2000年代から小学館の漫画誌で連載を持ち、代表作の『ソラニン』は、2010年に宮崎あおいさん主演で映画化もされています。

 

 現在も連載を持ち、小学館と長い付き合いを持つ有名漫画家が、同社の対応に疑問を呈する発信をしたのです。

 

 マツキ氏の件が『常人仮面』の調査の過程で発覚したことから、小学館の対応が後手に回った印象を受ける人も多いです。一連の騒動で、小学館と漫画家の信頼関係が失われかねません」(前出・芸能記者)

 

 小学館は、2日に公式サイトで第三者委員会を設置することを発表した。今後、自社の問題にどのように向き合っていくのか。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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