小学館(写真・AFLO)
《マンガワン編集部では、『堕天作戦』の作者である山本章一氏が児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の罪で逮捕・略式起訴され罰金刑を受けて連載を中止しました。にもかかわらず、別のペンネーム「一路一」に変更して、新連載『常人仮面』の原作者として起用しておりました》
2月28日、公式サイトで謝罪を発表した小学館。ことの発端は山本氏(本名・栗田和明)がおこした卑劣な性加害事件だ。
「2015年に漫画アプリ『マンガワン』で『堕天作戦』の連載を開始した山本氏は、2016年から約3年間、勤務していた高校の当時15歳の教え子に対し性的行為を行っていたとされます。被害女性は後にPTSDを発症。
2020年、山本氏は児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の罪で略式起訴され、罰金30万円の略式命令を受けました。その際『堕天作戦』は一時休載となりましたが、その後再開しています。
さらに被害女性は2022年、損害賠償を求めて民事提訴。これに伴い『堕天作戦』は休止となり、2026年2月、山本氏に1100万円の支払いを命じる判決が下されました」(芸能記者)
最初の裁判では被告の名前は公表されていなかったが、X上では山本章一氏だと特定され、小学館も認めている。
山本氏への社会的批判が高まる一方で、問題視されたのは事件そのものにとどまらない。小学館側が山本氏のペンネームを変更した形で新連載『常人仮面』の原作者として起用していた点だ。
「2022年10月末に『堕天作戦』が連載終了したわずか2カ月後、山本氏は『一路一』に名義変更して原作者として起用されていたのです。山本氏の刑事裁判後に和解協議に関わった担当編集者が漫画の立ち上げを担当しているので、事件を知った上で担当することを決めたのは間違いないでしょう。
問題は、編集部ひいては出版社が事件を把握した上で、起用したかどうかということです。ペンネームを変えたとしても出版社には本名と住所が登録されているので“知らなかった”では済まされません。密室で進められた漫画家と編集者の二人三脚が、被害女性をさらに苦しめることになったのです」(漫画誌編集者)
出版不況のなかでデジタル事業を成長の柱とする小学館にとって、この騒動はブランドイメージを揺るがしかねない重大局面といえそうだ。
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