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柔道の父・嘉納治五郎がいないのはなぜ?『ばけばけ』熊本篇に渦巻く疑問…コントシーンも不評で終盤に暗雲

芸能 記事投稿日:2026.03.04 15:48 最終更新日:2026.03.04 17:00

柔道の父・嘉納治五郎がいないのはなぜ?『ばけばけ』熊本篇に渦巻く疑問…コントシーンも不評で終盤に暗雲

朝ドラ『ばけばけ』で主演を務める髙石あかり

 

 NHK連続テレビ小説『ばけばけ』が失速中だ──。

 

 2月23日からの第21週の平均視聴率は14.4%(ビデオリサーチ調べ、世帯平均、関東地区、以下同)で、番組最低だった第18週の14.2%に次ぐ低視聴率となった。ただ、この第18週(2月2日~)の視聴率は、総選挙の政見放送が大きく影響したもの。それを除けば、週平均が14%台に落ち込むのは、第6週(11月3日~)の14.9%以来。第22週に入っても、3月2日は14.4%、3日も14.9%と、依然として15%の大台を割り込んでいる。

 

 第20週から舞台は松江から熊本に移った。新しい展開が期待されたものの、話がなかなか盛り上がらない点が低迷の要因の一つかもしれない。

 

 さらに今、ある人物の名が取りざたされている。日本のスポーツの発展に尽力した“柔道の父”嘉納治五郎だ。

 

「嘉納は1891年から約2年間、熊本にあった第五高等中学校の校長をつとめ、そのときにラフカディオ・ハーンを教師として招聘しています。ハーンは友人の西田千太郎に『今まで会った日本人の誰より英語が上手い。性格は同情心にあふれ、まったく飾らず正直。一度会っただけで、久しい友のような気がする』と伝えています。

 

 ハーンは熊本で日本に関する2冊めの著書『東の国から』を書いていますが、このなかには『柔術』という随筆が収められています。嘉納が生徒たちに教えていた柔道について書いたもので、相手の力を利用して倒すということに、ハーンは大いに感銘を受けています」(芸能記者)

 

 嘉納はドラマのモデルとなっているハーン(小泉八雲)が、日本で出会った重要な人物のひとりであるはずだが、『ばけばけ』には登場していない。SNSでは、そのことに不満の声が少なくないのだ。

 

 視聴者の疑問はそれだけではない。Xには《このドラマこういうコント多すぎて 時々うんざりする》など、「コントが多すぎる」という声が日に日に増えているのだ。3月4日の第103話冒頭では、妊娠を告げようとする医者と、「待ってごしなさい」というトキ(髙石あかり)との噛み合わないやり取りが1分以上続いた。

 

「『ばけばけ』は3月27日が最終話で、残りは3週あまりしかありません。ハーン夫妻に長男が生まれるのは1893年で、翌年に一家は神戸に移り、1896年には東京に転居します。ハーンは日本に帰化し小泉八雲となり、多くの著作を残します。代表作『怪談』の出版は、八雲が亡くなる1904年のことです。これらの出来事をきちんと描くのであれば、寸劇を差しはさむ余裕などないはずですが……」(同前)

 

 Xには

 

《小泉八雲に失礼。実在の人物の人生を借りておきながら、史実は脇に置いて内輪ノリのコント展開。この人が何を生き、何を書き、なぜ今も語られる存在なのかが見えてこない》

 

 という辛辣な意見もみられる。

 

「夫婦の何気ない日常」がドラマのコンセプトのようだが、もっと描くべき部分もあるのでは――。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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