
桂玲子さん(写真・公式サイトより)
「ハーイ」「チャーン」「バブー」
そんな印象的な3つの声とともに、テレビアニメ『サザエさん』でイクラちゃんの声を54年間つとめた声優・桂玲子さんが亡くなったことが、3日4日、報じられた。89歳だった。
「4日に、所属事務所の『東京俳優生活協同組合』の公式サイトが『令和8年2月22日(日)午前9時33分、誤嚥性肺炎による呼吸不全のため永眠いたしました』と、桂さんの死去を発表しました。桂さんは、1969年の放送開始当初からイクラちゃん役をつとめたほか、カツオのクラスメート・カオリちゃん、タラちゃんのガールフレンド・リカちゃんの声も兼任で担当。2025年6月に降板し、平井祥恵さんに交代するまで、実に54年間にわたってイクラちゃんの声をつとめあげました。桂さんは、ほかにも『ヤッターマン』のオモッチャマ役、『一休さん』さよちゃん役などをつとめました」(スポーツ紙記者)
桂さんの訃報に、X上には、80代になっても桂さんが1歳半のイクラちゃん(1歳6カ月前後の設定)の声を担当していたことに対する驚きの声とともに、
《「チャーン」「ハーイ」だけであんなに豊かな感情を表現できたのは、桂さんだけやったと思う サザエさん一家の癒やしやったイクラちゃんの声がもう聞けへんのは、ほんまに寂しすぎるわ》
《イクラちゃんだけでなく、カオリちゃんやリカちゃんまでお一人で演じられていたと知った時は本当に驚きました。心よりご冥福をお祈りいたします》
など、桂さんの死去を悼む声があふれた。
「Xでも指摘する声が複数あるように、残念なことに、これで『サザエさん』のオリジナル声優は、初回放送からフグ田サザエ役を演じてきた声優の加藤みどりさんだけになってしまいました。
同作で、初回放送からタラちゃん(フグ田タラオ)の声を演じ、2019年に『最も長くテレビアニメシリーズにおいて同じ役を演じ続ける声優』として、加藤みどりさんとともに『ギネス世界記録』に認定された貴家堂子さんは、2023年に87歳で亡くなられています。初回放送からのオリジナル声優として、今もサザエさんの声を担当する加藤さん(86歳)には、少しでも長く続けてほしいと願うファンも多いでしょうね」(同前)
日本でいちばん有名な1歳半児「イクラちゃん」の声を確立させた桂さん。その功績は、日本のアニメ史に確かな歴史を刻んだはずだ。
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