3月4日、俳優・香川照之の主演映画『災(さい) 劇場版』の興行収入が5000万円を突破と、配給元が発表した。これを受け、公開記念舞台あいさつで彼が語っていたコメントが再び、話題となっている。
「『災』は、2025年4月からWOWOWで放送されていた連続ドラマを再構成して、2時間に編集したものです。2月20日に全国44館という小規模公開でスタートしましたが、そこから13日間で達成した5000万円という記録は、この上映館数を考えると異例といえます」(芸能担当記者)
劇中で、1人6役を見せていた香川。2月の公開記念舞台あいさつでは、こんな胸中を明かしていた。
「香川さんは『半沢直樹』(TBS系)の大和田常務を“陽の悪役”、映画『クリーピー 偽りの隣人』などで演じた役を“陰の悪役”として、『今回はその後者(陰)のほうの集大成だったと思っております。この6役をやればもう、ほぼやることはない』と達成感をにじませました。
さらに『劇場で私の姿を見れるのはもう最後かもしれない』と冗談まじりに語ったのです。相当な覚悟があったのは間違いないでしょう」(同前)
この言葉の背景には、4年前の騒動が影を落としている。
「2022年8月、『週刊新潮』が香川さんの、銀座クラブでのセクハラ騒動を報道しました。2019年、ホステスの服の中に手を入れてブラジャーを剥ぎ取る、キスをして胸を触るなどの行為があったとされています」(同前)
その後の芸能界での“転落”は、説明するまでもないだろう。
「香川さんはホステスの女性に謝罪しましたが、騒動は大きな波紋を呼び、出演番組やCMの降板など、活動に影響が広がりました」(同前)
現在も、地上波ドラマへの復帰はかなっていない。
「香川さんは『半沢直樹』などを手がけた福澤克雄監督と懇意の仲。2026年に『日曜劇場』枠で放送予定の『VIVANT』の続編後に控えるとされる映画に、キャスティングされる可能性があるとの報道も出ていました。
しかし実現するとしても、まだ先の話。香川さん自身、芸能界引退も辞さない覚悟で『災 劇場版』に向き合ったのかもしれません。その思いが、先のコメントにもあらわれたのでしょう」(同前)
香川の言葉を受け、Xでは
《最後になるかもなんて言わんで…私は今でも香川さんの演技が好きだしもっと見たいと思ってますよ》
といったエールも寄せられている。今回のヒットは、香川への再評価の、きっかけとなるかもしれない。
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