
2025年5月11日、群馬県高崎市でバームクーヘンを販売する元ジャンポケ斉藤慎二。開店直後は行列だったが……(写真・吉田豊)
元ジャングルポケット・斉藤慎二被告の初公判が3月13日に開かれたが、被害女性との主張と真っ向から対立。泥沼化の様相を見せている。
「事件があったのは約2年前の2024年7月。番組のロケバス車内で、その日、初対面の女性に性的暴行を加えたとされています」(芸能担当記者)
東京地裁で開かれた初公判には、傍聴券20枚に対し約300人が詰めかけるなど、注目度の高さがうかがえたが、そこで明らかになったのは、両者の深い溝だった。
「検察側は冒頭陳述で、斉藤被告が女性に『かわいいね』『肌きれいだね』などと語りかけながら身を乗り出し、犯行に及んだと主張しました。これに対して、女性は『やめてください』などと拒んでいたとし、被害後には母親や交際相手に相談していたといいます。
一方、弁護側は女性がキスを受け入れ『うれしいです。今日もがんばれます。幸せです』と話していたなどと説明。キスや胸を触る行為があったこと自体は認めたものの『いずれも同意してくれていると思っていた』として起訴内容を否認し、無罪を主張しています。また、現在も謝罪と示談交渉を進めているといいます」(同前)
これが報じられると、Xでは、
《同意があったというなら示談なんて必要ないでしょ》
《そんなところで同意する女性いるかよ》
と、被告側の主張へあきれる声も聞こえてくる。この日の審理は約1時間で終了。次回公判は17日に予定されており、今後は証拠や証言をめぐる本格的な審理に入る見通しだ。
前出の芸能担当記者が、今回の裁判について語る。
「今回のポイントは、行為が『不同意』だったのかどうかです。被告側は同意があったと主張し、検察側は被害女性が拒否していたとしています。現場がロケバスという密室だったこともあり、ドライブレコーダーの映像や運転手の証言、事件後のやり取りなどが重要な証拠になる可能性があります」
さらに裁判の行方についてこう語る。
「不同意性交罪は、5年以上20年以下の懲役が科されます。量刑を左右する大きなポイントは、示談が成立するかどうかです。示談が成立すれば執行猶予がつく可能性もある一方、成立しなければ2〜3年程度の実刑となる可能性もあるのではないでしょうか。
また、今回のように双方の主張が大きく食い違っているケースでは、証拠や証言の信用性をめぐる審理が続くことも多く、17日の内容次第では裁判が長期化する可能性もあるとみられています」
裁判が長期化した場合、斉藤被告の今後の活動にも深刻な影響が出る。
「斉藤被告は、バームSAITOUで、自身が手がけるバウムクーヘンの店頭販売に挑戦し、現在も各地をまわりながら店頭販売しています。かなりの売り上げがありそうなので、金銭的には困っていないかもしれませんが、裁判に関する報道が増えると売り上げに響くかもしれません。
斎藤被告としては、少しでも早くこの裁判の決着がつき、新しい活動を始めたいところなのではないでしょうか」(同前)
主張が食い違う中、“ロケバス密室事件”の真相解明は今後の法廷に委ねられることになる。被告がテレビから消えて1年7カ月。果たして復活の日はーー。
![Smart FLASH[光文社週刊誌]](https://smart-flash.jp/wp-content/themes/original/img/common/logo.png)







