
“戦友”の死を悼む野沢雅子(写真・共同通信)
《メーテル、あなたの訃報を聞いた時、涙が溢れて止まりませんでした。》
3月13日、松本零士氏によるSF漫画の不朽の名作『銀河鉄道999』のアニメ版で、ヒロイン「メーテル」の声をつとめた池田昌子さんが、脳出血のため死去したことが、所属する東京俳優生活協同組合(俳協)の公式サイトで伝えられた。87歳だった。
訃報を受けて同日、Xには「メーテル」がトレンド入り。冒頭の言葉は、同作で主人公・星野鉄郎の声をつとめ、池田さんと共演した野沢雅子さんのものだ。
「所属事務所を通じてコメントを出した野沢さんは、冒頭の言葉に続けて
《銀河鉄道999で共演して以来、ずっと収録以外でも「鉄郎ちゃん」「メーテル」と呼び合って、喫茶店で周りの人から驚いた顔で見られたこともありましたね。私の中でメーテルは「池田さん」でも「昌子さん」でも「マコちゃん」でもなく、メーテルそのもの。美人で凛として笑顔の素敵な大切な戦友でした。》
と、池田さんとの思い出を述懐。その上で、
《松本先生も車掌さんも旅に出てしまって、メーテルしか仲間はいなかったのに、メーテルまで同じ世界からいなくなってしまったなんて、寂しくてたまりません。でもきっと、メーテルは999に乗って車掌さんや松本先生と旅に出かけたんですよね。また映画の時のように私だけこちらに残されてしまったけれど、私はもうしばらくこちらで頑張ります。》
と語ると、999の世界に掛けて《また、どこかの星で会える時まで。その時を楽しみにしています。野沢雅子》とつづりました。13日には、Xで《野沢雅子さん》もトレンド入りしています」(スポーツ紙記者)
鉄郎こと野沢さんのコメントに、X上では
《「また映画の時のように私だけこちらに残されてしまったけれど、私はもうしばらくこちらで頑張ります。」世代なので、この辺り読んで涙出た。合掌》
《「メーテル」という呼びかけだけで泣ける》
など、多くの人が泣かされたようだ。
「池田さんは、メーテル以外にも、『火の鳥』の火の鳥役、『エースをねらえ!』のお蝶夫人役、『宇宙兄弟』の金子シャロン役、また洋画の吹き替えでは『ローマの休日』『ティファニーで朝食を』などオードリー・ヘプバーンの声をつとめたことでも知られていました。池田さんの訃報に、声優仲間たちから続々と追悼の声があがっています」(同前)
『うる星やつら』のラム役で知られる平野文さん、『タッチ』の浅倉南役で知られる日髙のり子さんなど、多くの声優仲間が『憧れだった』と語る、池田さんの気品ある声色は唯一無二のものだった。
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