
フォークシンガー・松山千春(写真・共同通信)
第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨む日本代表は、“史上最強” と謳われていただけに、ベスト8止まりの結果にショックを受けた人たちは多かったようだ。フォーク界の大御所・松山千春もそのうちの一人。
3月15日、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組『松山千春 ON THE RADIO』で、WBC準々決勝の日本対ベネズエラについて言及した。「(敗戦は)残念な結果」と切り出した松山は、次々と日本代表への思いを口にしていった。
松山は、「正直言って、パワーとスピードが違ったなあ。ベネズエラの選手、どの選手も力があった。1番でも9番でもホームラン打っちゃうんだもん。ハッキリ言って、パワーの違いを感じさせていただきました。もっと差があったような気がするな」と、素直に敗戦を認めた。
ただ、ここから “フォーク界のご意見番” らしさが顔を出す。日本の戦いぶりについて、「(これまで)日本はどっちかと言えば、コツコツやるような野球が強みだった」と指摘。
そのうえで、「井端監督にひとこと言わせてもらえれば」と前置きし、采配に注文をつけることも忘れなかった。
「おまえさ、各チームのクリーンアップ、3、4番打つ連中を1から6までそろえてるんだもん。大谷(翔平)がきて鈴木(誠也)がきて近藤(健介)がきて。そして、吉田(正尚)がきて岡本(和真)がきて村上(宗隆)がきてだもんな。
これ、日本プロ野球ではクリーンアップ打っている選手。だから、正直1発あっても構わない状況だったりするんだけど、それよりももっと走ったり、クリーンヒットを狙ったりするような選手を使ってもよかったんじゃないかなと思うわな。
やっぱり、WBCの世界大会に出て行くと、日本だってでかいの打てるぞというので(強打者を集めて)いってしまったのが足元をすくわれたかな、という気になりますけどね」
と、井端監督を「おまえ」呼ばわりして独自の見解を示した。スポーツ紙記者がこう指摘する。
「各球団の主力をそろえた打線、とくにMLB組が入ったことで、どこからでも一発が期待できることを喜ばしく思っているものの、反面、これまでの日本の戦い方をもっと取り入れてもよかったのではないかと提言しているわけです。
送りバント、エンドラン、そして盗塁など足をからめた、これまで日本が目指してきたいわゆる “スモールベースボール” ですね。芸能界でもWBCについて意見を持っている方は多くいますが、松山氏は具体的な戦い方を語るなど、野球に詳しいことがうかがえました」
松山のコメントに対して、《すんごいわかりやすいコメントだし 愛しかないですさすがです》といった肯定的な意見もあったが、《何様だ》《井端監督をお前呼ばわりの上、 結果出てから内容を批判》《WBC門外漢が上から目線》など、激昂したようなコメントも多くあがっていた。
“フォーク界のご意見番” の声も、WBC敗戦にショックを受けるファンには届かなかったようだ。
![Smart FLASH[光文社週刊誌]](https://smart-flash.jp/wp-content/themes/original/img/common/logo.png)







