
オズワルド伊藤
これまで多くの話題企画を生み出してきた『アメトーーク!』(テレビ朝日系)だが、配信中の「TVerオリジナル企画」が大反響を呼んでいる。
「テーマは『ひとり親で育った芸人』です。母子家庭・父子家庭で育った芸人たちが、ひとり親ならではの家庭事情を語り合う内容となっています」(芸能担当記者)
最初の話題は、どのような経緯でひとり親家庭になったか、明かすというものだった。
「アインシュタインの河井ゆずるさんは、3歳のとき、母親から『お父さんは買い物しに遠くへ行った』と告げられた、というエピソードを披露しました。オズワルドの伊藤俊介さんは、小学校の入学前に両親が離婚し、叔母の家に身を寄せますが、その叔母も離婚して家を出ることになったとのことでした。伊藤さんは、すぐ下の妹を連れて友人宅で暮らし、母親は車中泊、末っ子で女優の伊藤沙莉(さいり)さんは別の場所で生活するなど、家族は一度“離散”しますが、その後、再び集まったといいます。
伊藤さんはそんな家族について『叔母の家で仲間を増やして、いったん解散してもう1回、再集合って、これ、仕組みで言ったら『ONE PIECE』とまったく一緒なんで』と話し、笑いを誘っていました」(同前)
さらに、話題は複雑な家庭事情へ移っていく。
「とにかく明るい安村さんは小学校4年で両親が離婚し、父子家庭に。原因は母親の不倫で、相手は自分が所属していた少年野球チームの監督だったそうです。しかも監督も既婚者で、いわゆるダブル不倫だったと振り返りました。
また、ブラックマヨネーズの小杉竜一さんは、ファミコンなどを買ってもらえず、『母親から“お箸を作るときに裁断して出る上の切れ端、数百本をボンドでくっつけて遊べ”と言われた』と話していました」(同前)
離婚、不倫など“重すぎる実話”のオンパレードだったが、Xでは
《あまりに神回》
《地上波で流してほしい》
《なんでこれ地上波じゃないの》
と、地上波放送を望むラブコールが相次いでいる。放送作家が語る。
「親が家を空けていたときの寂しさ、授業参観日や運動会での気まずさ、別れた父母との再会、親の恋愛など、かなり踏み込んだトークも展開していました。
しかし、これらは受け止め方に差が出やすいテーマで、笑いとして楽しめる人もいれば、当事者として嫌な思いをする人もいます。幅広い層の視聴者を想定する地上波では、放送の判断がより慎重になると思われます」
印象的だったのは、出演した芸人が、みな明るかったことだ。
「複雑な過去を笑いに昇華させる芸人たちのメンタルの強さが、企画の何よりの魅力でした」(同前)
配信にとどめておくには惜しい一本といえそうだ。
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