リュウジ
3月22日、料理検索アプリ「クックパッド」が公式サイトで、新サービス「レシピスクラップ」に関する声明を発表した。ただ、料理研究家のリュウジをはじめ、反発する動きが広がっている。
「レシピスクラップは、ユーザーがSNSやウェブサイトのレジピのURLをクックパッドのアプリに貼りつけると、AIが自動で必要な材料や作り方を読み込み、アプリ内の『きろく』に一括保存できるサービスです。
ただ、リュウジさんは21日のXで《こっちは必死で自己アカウントで頑張ってんすけどあまりにもレシピ製作者にリスペクトがない》と、痛烈に批判しました。
リュウジさんのようにレシピを発信する側にとっては、YouTubeなどで公開したレシピの内容が、クックパッドのアプリに取り込まれて、アプリ内で必要な情報が入手できるようになり、ユーザーがコンテンツにアクセスしなくなる恐れがあるのです」(スポーツ紙記者)
リュウジの苦言をきっかけに厳しい目が注がれることになったクックパッドの “AIレシピ取り込み” 機能。
クックパッドはさまざまな意見が寄せられていることに言及し、《本機能は、SNSやウェブで見つけたレシピを「あとで作るための個人の記録」として整理できるようにするものです。レシピを公開・再配布するものではありません。元の投稿へのリンクを必ず掲載し、投稿者のページへ直接アクセスできる形にしています》と、アプリ内でレシピの出典元となるリンクを掲載していることを明かした。
ただ、騒動は収束する気配はない。
「レシピサイト『白ごはん.com』を運営する冨田ただすけ氏は、21日のXで《AIは便利だけど、これを大手さんの公式サービスとして出されちゃうと、レシピ発信の運用自体が危うくなって続けていけなくなるな》と疑問を呈しました。
料理研究家のだれウマ氏も22日のXで《1つのレシピ、1つの商品を世に出すまで、僕たち料理研究家がどれだけ試作で失敗を繰り返し、撮影や編集に命を削っているか…》と、複雑な心境をつづっています。
また、リュウジさんも、22日のXでクックパッドの声明を引用し、《ええ…》と呆れた反応を示しており、SNSでもクックパッドに対する批判の声が増えています」(芸能記者)
クックパッドは声明で、《「いざ作りたい時にあのレシピが見つからない」という問題を解消し、リンクから元の動画や投稿にもすぐ戻れます。ぜひ一度使っていただき、改善点をお知らせください》と、今後もレシピスクラップを継続する姿勢を示している。
ただ、Xでは、
《一旦完全停止してちゃんとやらないとそれでなくとも凋落してる中信用まで失ったらもうクックパッドってダメになると思う》
《クックパッドのレシピスクラップ、てっきり「皆さんの意見を真摯に受け止めて機能を停止します」かと思ったら普通にそのまま継続なのホンマにヤバい》
など、企業側の対応に厳しい声があがっている。
「声明によれば、出典元となる投稿者のリンクを掲載していると明記しています。しかし、アプリ内で材料や作り方がわかれば、利用するユーザーはその情報に満足してしまい、出典元となるリンク先までクリックしないことも十分考えられます。
こうした “不安要素” から、一度、サービスを停止して内容を検討すべきではないかと考える人もいたようです。しかし、クックパッド側はユーザーや料理研究家などからの意見を募る窓口を設置したことを明かしており、あくまでAIを使ったサービスを継続していくようです」(前出・芸能記者)
今後もレシピスクラップは継続するのか、公式サイトで発表した内容以外に対策は検討しているか。本誌「Smart FLASH」がクックパッド株式会社に問い合わせたところ、
「クリエイターの方々からいただいているご意見を真摯に受け止めた上で本機能は継続してまいります。いただいているご意見は真摯に受け止めており、機能の仕様も含めた見直しを進めております」(クックパッド株式会社 広報部)
という回答が寄せられた。
ユーザーはもちろん、レシピを発信する側が満足いくサービスに改善することを期待したいが……。
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