
宮根誠司
3月23日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)で、思わぬ “主役” となったのが1頭のシカだった。
「この日は、番組開始から30分ほどたったところで、大阪市中心部に出没している若いオスのシカについて約15分にわたり特集。奈良公園から約30キロ離れた場所まで来た可能性が指摘されていますが、安全に戻せる見通しは立っておらず、現状では捕獲も難しい状況で、行政も対応に苦慮しているようです」(スポーツ紙記者)
番組では、これまでの出没情報を振り返りながら、「はたしてシカの今後の運命は?」とCMまたぎであおり、その後、現場から生中継。報道部の女性記者が現地から詳細にリポートした。
「すると、スタジオでは中継映像のシカを見ながら、出演者一同、大盛り上がり。梅沢富美男さんは『このシカ、僕が見る限り、なかなか2枚目ですね』と評価すると、宮根誠司さんも『ちょっと切れ長の目でね』とリアクション。
ただ、梅沢さんは『いいとは思うんですけど、鹿の世界ではあまり2枚目じゃないんでしょうね』と、人間とシカの “美的感覚の違い” を熱弁していました」(同)
さらに、読売テレビの高岡達之解説委員が「実は大阪はいろんなものが見つかるんです。オランウータンとか、逃げ出してきた大きなニシキヘビとか……」と過去の事例を紹介。いずれも動物園に引き取られた経緯があると語った。
しかし、今回は動物園での受け入れも難しい状況のようで、宮根は「最悪、読売テレビの1階で飼ったらどうですか?」と冗談交じりに提案。さらに「梅沢さんのお宅で飼うっていうのは?」と話を振る場面もあった。
だが、このほのぼの中継の “ゆるさ” に違和感を覚えた視聴者も少なくない。Xでは、《心の底からどうっでもいい…》《時間と電波の無駄使い》《辺野古の転覆より、ワイドショーはシカですか…》 といった厳しい声が相次いだ。放送作家がこう語る。
「それだけ平和な証拠とも言えますし、重たい話題が避けられている側面もあるでしょう。ただ、政治はもとより、沖縄・辺野古沖の転覆事故やトランプ大統領によるイランをめぐる強硬姿勢など、緊張感の高いニュースが続いています。本来、国民が優先して知っておくべき事柄はあるはずですが……」
現実から目を背けるようなシカ優先の報道姿勢。癒しにはなるが、はたして……。
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