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TOKYO FM ザ・タイマーズの「放送事故」をネタにしてファン大激怒「企画した人も局も心から軽蔑」有名ミュージシャンも苦言

芸能 記事投稿日:2026.03.25 17:30 最終更新日:2026.03.25 17:32

TOKYO FM ザ・タイマーズの「放送事故」をネタにしてファン大激怒「企画した人も局も心から軽蔑」有名ミュージシャンも苦言

 

 

 3月23日、TOKYO FMの公式XがTシャツの販売告知をポスト。その内容に多くの人が怒りのコメントを書き込んでいる。

 

《#ザ・タイマーズ のゼリーによく似た人物#忌野清志郎 (@I_Kiyoshiro)のデビュー55周年と#TOKYOFM 開局55周年を記念したTシャツを#NEIGHBORHOOD Rで製作しました》

 

 ザ・タイマーズとは故・忌野清志郎に“よく似ている人物”ZERRYが率いる4人組の覆面バンド。1988年から1989年にかけてゲリラ的に活動した伝説的バンドだ。そして1989年10月13日、フジテレビの『ヒットスタジオR&N』に出演し、FM東京(当時)を揶揄する曲を突然演奏。放送できないような言葉まで歌詞に入れ込んであり“放送事故”として大騒動となった。TOKYO FMが今回発売するTシャツは、この事件を元にしたものだ。

 

「ポストでは《1989年のザ・タイマーズのFM東京事件をモチーフにした特別モデルです》としており、価格は1万4300円。フロントにはZERRYの写真とNEIGHBORHOODのロゴ、バックには《腐ったラジオFM東京》の文字と、事件で演奏した曲の歌詞が書かれています。

 

 当時、忌野さん率いるRCサクセションはシングル『ラヴ・ミー・テンダー』とカバーアルバム『COVERS』が“反原発”の内容を問題視され、東芝EMIからの発売が中止となりました。やむなくキティレコードからリリースした『COVERS』はオリコン1位を獲得するも、FM東京(現TOKYO FM)を中心にオンエアを自粛。忌野さんは抗議のゲリラライブをやるために1988年、タイマーズを結成します。

 

 その後、タイマーズの『土木作業員ブルース』がFM東京で放送禁止となるなど、さまざまな楽曲が立て続けに放送されないという“事件”が起こりました。そこで、タイマーズは抗議としてフジテレビでゲリラ演奏を行ったのです。タイマーズは表現の自由のために戦ったわけですが、抗議された側のFM東京がネタにするのは違うだろうとファンを中心に反発が広がっています」(芸能記者)

 

 RIZEのベーシストとして知られるミュージシャンのKenKenは、

 

《さっきタイマーズのメンバーのTOPPIに聞いたら、少なくともタイマーズのメンバーは何も聞いてないしもちろん利益もないしサンプルすらも送ってきてないとの事だ。レコード会社がOKしたんかな。いずれにせよ、あの曲を歌った経緯を理解した上であのTシャツを出すなら私は企画した人も腐ったラジオ局もブランドも心から軽蔑してしまう》

 

 と表明し、賛同を集めた。一方、忌野さんの公式XはTOKYO FMのポストをリポストしているため、どうやらこちらには話が通っていた様子。しかし、Xでは多くのファンが怒りのポストを書き込んでいる。

 

《忌野清志郎に激しく抗議されたことに、いっさい真面目に応えず、30年越しで本人死んだあとにゲラゲラ笑って意趣返しして、「ね? 弊社、寛容でユーモアあるでしょ?」アピールで金にしようとしてて、ものっっっっっっっっっっっすごく胸糞が悪い》

 

《これ、TOKYO FMは「度量が広い」とか「洒落が効いてる」と言われるつもりでやってるんだろうけど、当時のことを知ってるファンからすると、清志郎の一世一代のパンクをケンカ相手のTOKYO FMに小銭稼ぎに使われる筋合いはねえよって怒る人も多いだろうな》

 

《全員腐ったラジオの腐った人間って感じでエグい 当人が生きてる間にアンサー出せよ、金儲けできたら何でもいい腐ったラジオを体現してどないするねん》

 

 事件当時も、1990年に局名が現在のものに変わった後も、忌野さん亡き後も、TOKYO FMはこの件を“なかった”ことにしていた。それが突然オフィシャルで商品化したことに、戸惑いと怒りの声が上がっているのだ。

 

「当時を知る音楽ファンやラジオリスナーは、放送自粛の経緯や表現規制について説明もせず、いきなり高額のグッズを出したTOKYO FMに不信感を持っているようです。関係者にとっては今ならネタにできる“昔話”なのかもしれませんが……」(前出・記者)

 

 TOKYO FMは批判に対し沈黙を貫くのか、それともファンの声に応えるのだろうか。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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