TBS(写真・共同通信)
TBSの龍宝正峰社長が、3月25日、生中継することなく終わったワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について言及し、話題を集めている。
「これまでのWBCは、民放各局やNHKが分担して中継してきましたが、今回はNetflixが独占。結果として地上波での中継は実現しませんでした。
龍宝社長は、報道陣から視聴したかどうか聞かれ『見ちゃいました』と苦笑。『地上波で無料放送できなかったのは残念だった』と語っていました」(芸能記者)
視聴者からは「なぜ放送できないのか」といったクレームも寄せられたという。
「これについて、龍宝社長は『われわれが介在しないところで独占が決まってしまった』と説明しつつ、『スポーツの成長を支えてきた観点からも、じくじたる思い』と語りました。
その理由はひとえに、約150億円とされる放映権料ということで、『その数字が本当なら、われわれの手が届くものではない。恐怖も感じる』と話していました」(同)
だが、社長の一連の発言に対し、Xでは厳しい声が相次いだ。
《放送権は蚊帳の外で…だから自分達には責任が無いと遠回しに言ってる様だが…だからTVは駄目だと言われる》
《勝手に決まったのだとしても、札束積んで頭下げて、せめて1試合でも購入させてもらえないかと交渉するのがおまえらの仕事だろ》
さらに、こうした対応から “民放の本気度不足” を指摘する声も広がっている。
「確かに放映権料の高騰は大きな壁ですが、それを理由に最初から手を引き、主導権を明け渡すようでは存在意義が問われかねません。Netflixに独占配信されるのを指をくわえてうらやむばかりか、『見ちゃいました』とは……。すでに自分たちが時代に取り残されていることを証明してしまったようなものです」(芸能プロ関係者)
唯一、気を吐いたのが日本テレビだが……。
「同局は今回、放映権を持たないながらも『プロモーションパートナー』として参画。開幕特番など、地上波での関連番組の露出を通じて大会を盛り上げる役割を担いました。
対してTBSは、3月7日放送の『情報7daysニュースキャスター』で、安住紳一郎アナが『試合が終わって30分後くらいになると映像がいただける。その映像を編集し直して、1番組3分以内だったら使える』と説明。“いただける” という言葉を使っているあたり、もはやテレビよりNetflixが上という上下関係がうかがえました」(芸能プロ関係者)
視聴者の関心がこれだけ高いコンテンツに対して、どこまで本気で向き合っていたのか。次回大会でテレビ各局の巻き返しはあるのだろうか。
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