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『坂本冬美のモゴモゴ紅白』第32回/想像と違ったももクロちゃんの衣装に動揺(?)して、二度めの “悪夢” が

芸能 記事投稿日:2026.03.28 06:00 最終更新日:2026.03.28 06:00

『坂本冬美のモゴモゴ紅白』第32回/想像と違ったももクロちゃんの衣装に動揺(?)して、二度めの “悪夢” が

藤あや子、五代夏子、坂本冬美

 

 紅組司会は、連続テレビ小説『花子とアン』でヒロイン村岡花子を演じた吉高由里子さん。白組司会は、5年連続となる嵐の5人。総合司会は有働由美子さんという7人体制で、19時15分にスタートした『第65回NHK紅白歌合戦』。

 

 この年、わたしが夢のステージで歌わせていただいたのは、2年連続となる『男の火祭り』です。

 

 坂本冬美といえば、『夜桜お七』。これまで、10度歌わせていただきましたが、『紅白』初歌唱は1994年で、2度めは1996年。『また君に恋してる』は、発売した2009年、翌年の2010年と2年連続で歌わせていただきましたが、ビリー・バンバンさんのカバー曲です。

 

 純粋にわたしの楽曲として発売させていただき、2年連続『紅白』のステージで新曲を歌わせていただいたのは、この『男の火祭り』が初めてでした。

 

 北島(三郎)御大の大ヒット曲『まつり』のような、みんなで盛り上がれるような曲をーとお願いして作っていただいた歌は「アッパレ、ソ〜レ!」の掛け声も勇ましく、明るくて元気が出る、ノリノリの楽曲です。

 

 しかも、しかも、です。一緒にステージを飾ってくれるのが、ももクロちゃん(ももいろクローバーZ)たちとくれば、これはもう盛り上がること間違いなし、ワクワク度マックス……のはずだったのですが……モゴモゴモゴ。

 

 纏(まと)うのは、(中森)明菜さんの『DESIRE-情熱-』の衣装の着方を真似た、お着物にブーツという和と洋が融合したスタイル。衣装はバッチリです。

 

 歌唱する場所は、大道具さんが用意してくださった、盆踊りのやぐらをイメージした手作りの小さなステージ。動きが大きく制限されてしまいますが、まぁそれはそれで、です。

 

 ん!? かすかな疑問が生じたのは、ももクロちゃんたちの衣装を目にしたときでした。

 

 キラキラが似合うももクロちゃんたちなのに、村娘に扮した(百田)夏菜子ちゃん、(玉井)詩織ちゃん、(佐々木)彩夏ちゃんの3人は、地味×地味×地味……。(高城)れにちゃんに至っては、田んぼに立つカカシの役です。

 

 あれれれれっ? 想像していたのとは、ちょっと……いや、だいぶ違います。

 

 しかも、最初は鍬を担いで、その次は大根、にんじん、ゴボウ、トマト……などなど、お野菜を掲げながら、力いっぱいの「アッパレ、ソ〜レ!」です。

 

 それに動揺したのかどうか、そこのところは判然としませんが、歌唱している途中、ミョーな違和感を覚えて……。

 

 あれ? 何かが違うぞ……。何が違うのかはわかりませんが、何かが違います。しかも、です。この感じには覚えがあります。

 

 そう、あれは前々回、2012年の『第63回紅白』で、『夜桜お七』を歌唱したときに覚えたものと同じです。トラウマです。悪夢の再来です。お願い、夢なら覚めて、です。

 

 でも、現実は甘くはありませんでした。

 

 歌い終え、袖に引っ込んだわたしに向かって、マネージャーが放ったひと言はーー。

 

「また、やっちゃいましたね」

 

 という身も蓋もない言葉でした(苦笑)。

 

 歌詞を間違えたのは、「に」と「が」の一文字だけ。だけど、「身を粉にして」と「身を焦がして」では、意味がまるで違います。

 

 あ〜〜〜〜〜っ、またやっちゃった……。まったく、もう、です。『紅白』の大舞台で二度も歌詞を間違えたのは、きっとわたしくらいのものですよね。トホホ……です。

 

さかもとふゆみ
1967 年3月30日生まれ 和歌山県出身『祝い酒』『夜桜お七』『また君に恋してる』『ブッダのように私は死んだ』など幅広いジャンルの代表曲を持つ。40周年記念シングル『遠い昔の恋の歌』が好評発売中!

 

写真・中村 功
取材&文・工藤 晋

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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