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『あまちゃん』から13年、のん SNSに本名表記“当たり前のことができない”芸能界の独立トラブルの裏側

芸能 記事投稿日:2026.03.28 17:30 最終更新日:2026.03.28 17:34

『あまちゃん』から13年、のん SNSに本名表記“当たり前のことができない”芸能界の独立トラブルの裏側

美しいドレープが特徴的なドレスを着たのん(2025年10月)

 

 女優ののんがSNSのプロフィールに本名を併記し話題となっている。

 

「のんさんはXやInstagram、YouTubeチャンネルなど複数のSNSアカウントを保有していますが、3月26日までにプロフィールに“のん(本名:能年玲奈)”と記載されました」(スポーツ紙記者)

 

 この動きを受け、X上でさまざまな声が聞かれる。

 

《のんちゃんの本名を完全に忘れてた》

 

《「本名 能年玲奈」って変わっているね。これが彼女の今の結論なのかな》

 

 彼女の本名は能年玲奈なのだが、芸名でもあったためトラブルを招くことになった。芸能プロ関係者が語る。

 

「のんさんは2016年にそれまで所属していた芸能事務所・レプロエンタテインメントとの契約が終了し独立しますが、その際に“のん”に改名しています。『週刊文春』によると、独立時にトラブルが発生し、芸名として能年玲奈と使用する場合は、前事務所の許可が必要だという文章がのんさんに届けられたようです。のんさんは注目の女優だったものの、このトラブルの影響かテレビ局は起用を控えるようになったと伝えられています」

 

 テレビの地上波で見る機会は少ないものの、のんはコンスタントに活躍している。

 

「2016年にはアニメーション映画『この世界の片隅に』で、主人公のすず役の声優に挑戦し、高い評価を得ました。2021年公開の長編映画『Ribbon』では主演のほか、脚本や監督も務めました。2022年公開の映画『さかなのこ』では、男性のさかなクンをのんさんが演じたことも話題となりました。のんさんは自らの肩書きを『女優・創作あーちすと』と名乗り、音楽活動も行っています」(同前)

 

 2025年9月30日、公正取引委員会と内閣官房の連名で「実演家等と芸能事務所、放送事業者等及びレコード会社との取引の適正化に関する指針」が発表された。芸能ジャーナリストはこう語る。

 

「この指針では芸名の使用の制限が独占禁止法に抵触すると表明されています。まさに、のんさんのケースに該当するため、これ以降、のんさんが本名の能年玲奈を問題なく使えるようになりました。今回、指針からおよそ半年後にSNSに本名を記したのは、“のん”として長く活動してきたため、どちらの名前も大切にしたいという思いがありそうです。

 

 芸能人独立をめぐっては、これまで表沙汰になっていないものも含めてかなり多くの問題が発生してきました。前の芸名を使用させないのは当然ながら、独立後に入った事務所に“圧力”をかけて大きな仕事をさせないというケースもあります。ただ、芸能事務所にも切実な理由があります。基本的に売れる前はどんな芸能人も“赤字”です。それをおカネと時間をかけて育て、売れさせたわけです。これから投資額を“回収”するというタイミングで、独立されてはたまったものではない。

 

 現在は、公取の指針などもあり独立は自由にできるようになっています。ただ、そうなると事務所側はスターの原石を探すような積極的な“投資”はもうできないでしょうね」(同前)

 

 のんを一躍有名にしたNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の放送からは実に13年もの歳月が経過した。2つの名前を掲げる彼女のこれまで以上の活躍に期待したいところだ。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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