『風、薫る』でダブル主演を務める見上愛(左)と上坂樹里
3月30日からスタートした2026年度前期のNHK連続テレビ小説『風、薫る』。明治時代を舞台に、2人のナースの成長が描かれる物語だが、さっそく難題に直面しているようだ。
「見上愛さんと上坂樹里さんのダブルヒロインという、朝ドラでは珍しい構成を採用している本作では、見上さん演じる一ノ瀬りんが家族と暮らしているのが、栃木県の那須地方という設定です。明治以前までは小藩の家老だったという一ノ瀬家だけあって、格式高い家庭の様子が描かれるのですが、そこで使われる栃木弁が注目を集めているのです」(芸能担当記者)
りんの父を演じる北村一輝ら、周辺の登場人物はみな、栃木弁を話しているのだが、視聴者からはこんな感想がXに投稿されている。
《方言指導の精度が高すぎて聞き取れず》
《方言が強すぎて何言ってるか分からん…》
栃木弁という、耳慣れない方言に苦戦している様子の視聴者が多いようだ。その中でとりわけ目立つのが、栃木弁が“ネイティブ”な、ある出演者だった。
「芸人の、つぶやきシローさんです。元足軽で、明治時代に農家になったという、竹内之宣(ゆきのぶ)役で登場しています。明治以前の風習が抜けず、一ノ瀬家に対してうやうやしく接する人物として描かれています。つぶやきさんはもともと栃木県出身で、芸風も聞きやすくアレンジされた栃木なまりのしゃべりが持ち味。そのため、『彼の話す方言だけは聞き取りやすい』と評判になっています」(同前)
栃木県の魅力をPRする「とちぎ未来大使」にも任命されているほど、地元とのつながりが深い芸人としても知られるつぶやき。朝ドラへは、2015年度前期の『まれ』にも出演しており11年ぶりとなるが、今回は重要な役どころとして、意気込みはばっちりのようだ。2025年8月、今作への出演が発表された際には、番組公式サイトにこんなコメントを寄せている。
《何の不安もございませんが、唯一、栃木なまりが不安なので、方言指導を誰よりもみっちり受けたいと思います》
ちなみに、つぶやきの地元である下都賀郡は、那須地方とは距離があるため、微妙に方言も違う、という事情はある。とはいえ、「誰よりもみっちり」方言指導を受ける必要があるわけではなく、そんな“小ボケ”をかますほど、本人の気持ちが乗っているということなのだろう。
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