
松尾貴史(写真・共同通信)
3月31日、俳優・タレントの松尾貴史がXを更新。その内容が思わぬ波紋を広げている。
「松尾さんはこの日、《今、世界を滅茶苦茶にして浮かれている裸の王様は、強がっているけれど実は小心で卑怯な変態爺ですよ》と、かなり強い言葉で特定の人物を痛烈に批判しました。
さらに、《彼は、自分が矛を納める宣言のタイミングで「売り抜け」ようと目論んでいると思います。そこで莫大な利益が得られたとしても、余生は塀の中でしょうけれど》と、踏み込んだ指摘もしました。
最後は《余談ですが》と前置きし、《その輩に媚び諂う小国の女帝気取りさんにもまた、似た近未来が訪れることを期待しています》と、別の人物にも矛先を向けました」(芸能担当記者)
投稿の内容は終始、比喩だらけで、肝心の誰を指しているのかは、いっさい明言されていない。そのため、Xでは
《プーチンのことかな?習近平のことかな?》
《はっきり名前言えないなら言わなきゃいいと思うけど》
といった声が相次ぎ、かえって憶測合戦の様相を呈している。さらに、あえて名前を出さないスタンスそのものにも、疑問が向けられている。
「名指しを避けることで炎上を避けているのでは、との指摘もあります。結局、誰のことかはっきりしない悪口だけが残り、読み手にモヤモヤを与えてしまったようです。意見として多いのは、イランへの攻撃を開始したトランプ米大統領のことを指している、というものです。長男のドナルド・トランプ・ジュニアが、イラン攻撃をめぐってインサイダー取引をおこない、莫大な利益をあげた疑惑が浮上しているためです。さらに、《媚び諂う小国の女帝気取り》は、高市早苗首相を指す可能性が高いとされています」(同前)
松尾のこうした政治的発言は、いまに始まったことではない。
「たとえば、2024年5月25日放送のラジオ番組『土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送』(TBSラジオ)では、自民党の裏金事件をめぐる話題で、自民党の体質について『このままでいてほしいなと思う』『このまま自滅するところまで、選挙のときに国民がお仕置きするところまでいかないと』と発言し、波紋を広げました。
また2023年8月、当時の岸田文雄首相が『増税メガネ』と揶揄されていた際には、自身のXで《岸田文雄内閣総理大臣に対して、【増税メガネ】などという的確かつ絶妙なあだ名をつけた人の功績を讃え、乾杯する》と投稿し、皮肉を込めつつ評価する姿勢も見せています。
2025年の参議院選挙では、社民党公認で比例区から立候補したラサール石井氏の応援演説にも立っています」(芸能ジャーナリスト)
だからこそ、今回の“ぼかしすぎ”の投稿は、違和感を与えたようだ。
「強烈な言葉で斬りつけながら、最後の一線はあいまいなままという姿勢が、“そちらのほうが卑怯”と受け取られているようです」(同前)
“物言いの強さ”と“責任の取り方”のバランスが問われている。
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