『うたコン』司会を務める谷原章介
3月31日に放送された、谷原章介が司会を務める歌番組『うたコン』(NHK)が、思わぬ話題となっている。
「10周年を迎え、この日は『うたコン10周年大感謝祭』として放送されましたが、いつもの“歌番組”とは様子が違っていたのです」(芸能担当記者)
番組は生放送で知られるが、この日は会場のNHKホールに観客の姿はなく、登場した歌手も、氷川きよしと新妻聖子のみ。華やかな歌のステージを期待した視聴者の予想は、早々に裏切られることになる。
「この後、流れたのは北島三郎さんからのメッセージVTRでした。過去の出演映像とともに、11年めに突入する番組へ、さらには谷原さんへのエールが北島さんの口から語られ、谷原さんが感極まった様子を見せていました」(同前)
ここから“身内ノリ”の色が一気に強まっていくーー。
「ふだんは見られない舞台裏を紹介する企画として、カメラはさまざまなモニターが並ぶ『副調整室』を映し出しました。ここでスイッチャーがカメラを切り替える様子を解説し、氷川さんが実際に操作を体験し、新妻さんがテロップを出す別のスイッチャーのもとで操作を教わるなど、現場スタッフの高度な技術のすごさを伝える“裏方体験”が延々と続いたのです」(同前)
その後も“バックヤードツアー”は止まらない。
「舞台袖では、氷川さんが本番前の心境を語り、新妻さんがマイクを受け取る位置を語りました。また谷原さんの動線まで、細かく解説されました。さらに指揮者にも密着し、『バンドメンバーに譜面が渡されるのは当日』『本番までのリハーサルはわずか2回』といった裏情報が紹介されました。番組のこだわりを強調する内容でしたが、歌番組らしさはありませんでした」(同前)
Xでは
《今夜のうたコンは最高だったな》
と好意的な声がある一方、
《うたコンこれは何の時間ですか》
《なにをしたいのかわからん》
《…歌を聴かせてください》
と、批判的な意見が続出した。放送作家が語る。
「途中、八代亜紀さんや松田聖子さん、二葉百合子さんの秘蔵映像や、氷川さんと新妻さんが選ぶ思い出のシーンも流れましたが、これを“生放送”でやる意味があったのか、疑問が寄せられています。単なる総集編にせず工夫を凝らしたし意図は分かりますが、視聴者はこの番組の裏側にどこまで興味があったのか。“自画自賛”と取られてしまったようです。
しかも、この日は生歌が“ゼロ”。つまり、生放送で歌を聴かせる、という番組本来の部分がなく、“ポカン”とする視聴者の声もSNSでは見られました」
なんともひとりよがりな“大感謝祭”だった。
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