
吉岡里帆
仲野太賀が主演を務めるNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で、主人公・小一郎(のちの豊臣秀長)の正妻・慶(ちか)役で大河ドラマに初出演している吉岡里帆。劇中においては、“陰”が強調されるキャラクターだったことがSNS上で話題になっている。
吉岡は3月29日放送の第12話で初登場し、織田信長(小栗旬)から小一郎に娶るように命令される場面などがあったものの、セリフはなく、顔見せ程度となっていた。4月5日放送の第13話「疑惑の花嫁」から本格的な出演となった。
慶が小一郎に嫁ぐ数日前には、池松壮亮演じる小一郎の兄・藤吉郎(のちの豊臣秀吉)に対し、浜辺美波演じる藤吉郎の妻・寧々が慶について「町ではちょっとした噂になっております。男をたぶらかす女狐だと」と話し、さらに「銭で男を買いあさっているとか」と伝える場面などが展開。
そして、斎藤家の元家臣・安藤守就(田中哲司)の娘である慶が小一郎に嫁いできたのだが、前田利家(大東駿介)が藤吉郎夫婦に、慶の前の夫が斎藤家に仕えた重臣で、稲葉山の戦で討ち死にしたことを伝え、慶について「あのおなごにとって我ら織田は仇じゃ」と伝える。
前田は続けて、その敗因は、父である安藤が織田に寝返ったことに他ならず、「さぞ辛かったであろう」と慶の心中を察する。そのきっかけを作ったのは、小一郎だったため、それを聞いた藤吉郎は小一郎夫婦のもとを訪れ、藤吉郎は慶を前にして、小一郎に「安藤殿を寝返らせたお前のことを憎んでおる」と告げる。しかし、小一郎はまったく耳を貸さず、藤吉郎夫婦を追い返す。その間、慶は黙っている。
2人になった際に慶は小一郎にこう言い放つ。
「私はあなたのような殿方、少しも好みではありませぬ。その顔も、おしゃべりなところも」と言い、続けて、「何より織田の侍だということが許せませぬ」と言い放つ。さらに藤吉郎の話したことは本当のことだと認める。すると、小一郎が「言わんでよい」と言うと、慶は「知っていたのですか」と問い詰め、父親も含めて、みな信長の言いなりになるばかりと嘆いた。
そして、父の裏切りと小一郎が余計なことをしなければ、夫は死なずに済んだかもしれないと話した後、慶は「でもご安心ください。私はあなたに復讐しようなどとは考えておりませぬ」と続ける。そして、小一郎に近づいて腰を下ろし、小一郎を見つめながら、「この身はあなたに差しだします。でも、心はお前たち織田の者には指一本たりとも触れさせぬ」と語気を荒らげるのだった。
町でよそ者の男と会っている理由について聞かれた慶は一転笑顔になり、「男と女が会うてすることはきまっておろう。残念であったな。私はお前ひとりのものにならぬ」と告げる。その後、小一郎と藤吉郎らが出陣する際に、見送りに慶の姿はなかったのだが、道中に慶が男と一緒に歩いている現場を小一郎は目撃してしまうのだった。
SNS上では、慶を演じる吉岡について様々な意見が飛び交い、話題になっている。
X上には
《なんか目つきが怖いわ》
《彼女のにっこり笑顔が好きな私としては、ちょっと怖い。》
《性悪女そうな吉岡里帆?》
などと吉岡が演じる慶のキャラクターに意見はさまざまだ。一方で、慶のキャラと吉岡の演技に期待する声も少なくないようだ。
《吉岡里帆、やっぱりうまいなぁ 気の強さは芯にありつつ 義兄弟に疑われた事への悲しさや小一郎が見せた予想外の反応に ちょっと見せる揺れとか なんか慶ちゃん、好きになれそう…》
《怖い顔の吉岡里帆ちゃんあまり見ないから新鮮ではある》
《吉岡里帆ちゃんになに考えてるかわからない女性演じさせたら天下一よ、笑》
芸能記者が言う。
「13話での吉岡さん演じる慶は、現段階ではミステリアスで敵対的な存在として描かれていました。今後、寧々と慶は豊臣兄弟を支えていくことになりますから、描かれ方や吉岡さんの演技も徐々に変わっていくかもしれません」
X上にも《吉岡里帆が慶をやってるから悪者ではありえないと思う》と今後の展開に期待する声も出ている。
嫁いだ先が仇だった慶が、どのように変化していくのかが、吉岡の演技も含めて今後の見どころの1つになりそうだ。
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