『ZIP!』総合司会を務める日本テレビの水卜(みうら)麻美アナウンサー
4月2日放送の『ZIP!』(日本テレビ系)の新コーナー「アポなしアサ飯」。炎上を意識したとみられる“編集の変化”が、かえって違和感を生んでいる。
「話題の街にいる食のプロフェッショナルに声をかけ、朝ごはんを一緒に食べさせてもらう、突撃ロケ企画です。この日は俳優の前田公輝さんが、鎌倉で“食の匠”探しに挑戦しました」(テレビ誌記者)
交渉の末、前田がOKを取りつけたのは「旭日小綬章を受章した、日本一の納豆を作る」とされる業者だった。だが、その描写には違和感が……。
「男性が指定した訪問時間は、まだ夜も明けきらない朝5時半。本来であれば、早朝の空気感や訪問前のやり取り、どんな朝ごはんが出てくるのかといった予想コメント、さらには早朝に訪問することに対する思いなどが前田さんから出るはずです。
ところが、前田さんが住宅街に到着した場面にナレーションがかぶり、そうしたインタビューシーン部分はごっそりカット。次の場面ではすでにインターホンを押す場面、そして朝食シーンへと進んでいました」(同前)
こうしたロケ企画に重要なのは、交渉や空気感を含めた“過程”の部分とされる。しかし今回は、そのやり取りがカットされ、結果として食事シーンだけに重点が置かれた構成となっていた。
「前田さんの出演回は3月30日から数日にわたって放送され、連載のような形で進行していました。その間も“アポなし”という強引さを和らげるように、食の匠そのものにフォーカスする編集がされていた印象です。それでも、営業していない日の自然食レストランをわざわざ開けてもらう場面があるなど、取材先への負担を感じさせる部分はありました」(同前)
そして今回、クライマックスである“朝ごはんをいただく場面”に至っても、その前後のやり取りが削られたことで、“味気なさ”が際立つ結果となってしまった。
こうした編集の背景には、コーナースタート直後の“炎上”があるとみられる。
「3月24日の初回放送では、M!LKの曽野舜太さんがロケを担当しました。スタッフからアポなしロケと聞かされて『無理でしょ!?』と困惑しながらも企画に臨み、迷惑がかからないよう“翌朝に再訪する”という2段構えの仕組みだったものの、否定的意見が集まりました。結果的に一般の方に予定の調整を求める形となったのです」(芸能プロ関係者)
こうした反省からか、今回は“ムチャぶり感”を抑える編集が施されたとみられるが、それでもXでは
《ZIPの食の匠の朝ごはんとかいうめちゃくちゃ迷惑な企画… 働いてる人に朝っぱらから何をさせてんだよ》
《これ誰得なんだ》
といった声は依然として上がっている。
「企画そのものが、いまの時代では成り立たないのかもしれません。あるいは批判覚悟で堂々とやるか、難しい判断を迫られそうです」(前出・芸能プロ関係者)
企画の醍醐味が失われてしまったようだ。
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