
Adoのベストアルバム(写真・公式サイトより)
4月2日、歌手のAdoが自身の公式Xを更新し、8月14日から16日にかけて東京・ZOZOマリンスタジアム、幕張メッセと大阪・万博記念公園で開催される『SUMMER SONIC 2026』に出演し、ヘッドライナーを務めることを公表した。大舞台への抜擢に歓喜の声が広がる一方、ファン層の違いをめぐる戸惑いも見られている。
Adoは《サマソニにでます!ヘッドライナーです!》と投稿。これまで同フェスではレッド・ホット・チリ・ペッパーズやオアシスといった世界的アーティストがヘッドライナーを務めてきた経緯があり、そのポジションに抜擢されたことに対し、ファンからは祝福の声が上がった。
一方で、X上では次のような声も見られる。
《Adoは悪くないんだけどAdoのファンっぽい人リプ欄とかでヘッドライナーって言葉すら分かってない人結構いて衝撃を受けている》
《目的のミュージャン以外もせっかく高い金払うんだから、調べて気に入ったのがあったら聴いたるみたいな精神の人って年々減ってきている気がする》
《ここからサマソニにハマってくれることを祈ろう》
こうした反応の背景について、レコード会社関係者は次のように語る。
「サマソニのような都市型フェスでは、複数のアーティストを回遊しながら楽しむ文化が根付いています。ヘッドライナーはその日の“顔”とも言える存在ですが、必ずしもそのアーティストだけを目当てに来場するわけではありません。今回のように特定アーティストのファン層が大きく流入すると、フェス特有の楽しみ方との間にギャップが生じやすいのです」
過去にも、観客のマナーや楽しみ方をめぐって議論が起きたことがある。2013年の同フェスではMr.Childrenの出演時、前方エリアに陣取った観客の一部が前の出演であるスマッシング・パンプキンズの演奏中に座り込む様子が見られ、問題視された。当時は“ミスチル地蔵”と揶揄され、フェスの空気感との乖離が指摘されていた。
また、Adoといえばこれまで顔出しをせず活動してきたことでも知られる。ライブにおいても照明や演出によって姿を明確に見せないスタイルを取ってきたが、今回のステージ環境にも関心が集まっている。
「サマソニは屋内外のステージを併用するフェスです。屋外ステージでは照明演出の自由度が限られる場合もあるため、これまでの演出をどのように再現するのか注目されています。ただ、ヘッドライナーとしての出演は、新たな客層を呼び込むきっかけにもなり得るでしょう」(前出・レコード会社関係者)
既存のフェスファンとの間に生じる温度差がどのように埋められていくのか、その動向にも注目が集まりそうだ。
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