
独特な衣装で知られるSHIROSE(写真・本人Instagramより)
即席めんの定番ブランド、日清食品の『カップヌードル』が打ち出した新商品『麻辣湯』をめぐり、その“攻めすぎた演出”が思わぬカタチで波紋を広げている。
話題となっているのは、プロモーション映像に出演した、シンガーソングライターグループ・WHITE JAMのリーダーを務めるSHIROSEと、『今日、好きになりました。』にも出演した高校生ボディービルダーの榎田一王によるパフォーマンスだ。
SHIROSEは大人の色気とツヤのある世界観づくりを得意とするアーティストであり、榎田は鍛え上げられた肉体美で知られる。
「今回のCMでは、この2人の“計算されたセクシー”ד本能的セクシー”によって、14種のスパイスを使用した刺激的な味わいを“視覚的に”表現。肌の露出を強調した衣装と、官能的とも受け取れるダンスを組み合わせた演出が展開されています。バストトップには『麻辣』と書かれたシールを張って隠していますね。いわば“布が少ない分、スパイス多め”というコンセプトで、商品の個性を強烈に印象づけるねらいは明確です。ただ、その“刺激”が味覚だけでなく視覚にも強く振りきられたことで、一部の視聴者にとっては“食欲”よりも“違和感”が先行してしまい、結果として、賛否を巻き起こしています」(広告業界関係者)
Xでは公開直後から批判的な声が目立つ。
《フェミニスト出番だぞ》
《単純にキツい…逆性別だったらドえらい事になるだろうに》
《食い物に絡めたらだめだろ。さすがに食欲失せる人が多そう》
とくに指摘されているのは、食と性的ニュアンスを結びつけた表現への違和感だ。視覚的なインパクトを優先するあまり、“食欲をそそる”という本来の目的からズレているのではないか、という声も少なくない。
「日清食品はこれまでも、ユニークかつ時に物議をかもす広告で注目を集めてきました。今回も“話題になること”自体をねらった可能性は高いでしょう。ただ、近年は広告表現に対する社会的な視線が厳しくなっており、ジェンダーや価値観に関わる演出は、想定以上に強い反発を招くことがあります。不快という印象が強く残れば、ブランドイメージに長期的な影響を与えるリスクも否定できません。とくに食品というジャンルにおいては、“美味しそう”や“安心感”といった感覚が購買意欲に直結するため、今回のような表現がどこまで受け入れられるかは微妙なラインです」(同前)
“濃厚な味わい”を打ち出した新作『麻辣湯』は、そのプロモーションとともに強烈な印象を残した。この“刺激的すぎる一手”は、ブランドの新たな魅力として定着するのか。それとも“やりすぎ”の烙印を押されるのか。その行方に注目があつまっている。
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