NHK連続テレビ小説『風、薫る』でWヒロインを務める見上愛と上坂樹里
NHK連続テレビ小説『風、薫る』が大苦戦中だ。
3月30日の第1話の世帯平均視聴率は14.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で、現時点ではこれが番組最高となっている。4月7日の第7話は13.6%で13%台に落ち込み、その後も第8話が13.1%、第9話が13.3%と、13%台が続いている。
ちなみに前作『ばけばけ』の最低視聴率は13.6%で、2月5日放送回などで記録した。ただし、2月5日は衆院選の政見放送の影響があり、視聴率が落ち込む明確な理由があった。
さらにその前の『あんぱん』はどうか。シーズンのなかでも低視聴率を記録した13.5%の5月5日は、ゴールデンウィーク真っ只中。10.8%だった8月6日は、広島平和記念式典の生中継のため、放送時間が変更されていた。
朝ドラの13%台は、“危険水域” と言っていいだろう。
「朝ドラは習慣的に視聴する人が多く、視聴率の変動は大きくないと言われます。そう考えると、この『風、薫る』の落ち込み方はかなり厳しいものと言えそうです。
ネット配信などでテレビの視聴方法が変わりつつあり、その影響を受けているとはいえ、前々作や前作と比較して、これだけ落ち込んでいるわけですから」(芸能記者)
Xでは
《朝ドラ好きでここ数年はほぼ見てるけど 今回のは1週目ですでにリタイアした》
《朝ドラ歴6年、初めて脱落…》
など、朝ドラファンからも「脱落した」という声が少なくない状況だ。
「理由はいくつかあげられます。まずは、出だしから重苦しい展開が続いたこと。ヒロインりん(見上愛)が住む村でコレラが流行し、第4話で父親(北村一輝)が亡くなります。さらに困窮する家族を助けるため望まぬ結婚をしますが、夫から暴力を受け、娘と逃げ出すという不幸のてんこ盛り。
もうひとりのヒロイン直美(上坂樹里)も『女郎の捨て子』と蔑まれ、つらい境遇に生きています。前作『ばけばけ』が、ひたすらのほほんとしていただけに、この落差は大きい。
また、ヒロインを2人にしたことで、話があっちこっちに飛んでしまい、展開が細切れになってしまった感は否めません。
語りを担当する研ナオコさんが金髪の占い師役で登場するのも、唐突なファンタジー感があり、明治が舞台のドラマでは明らかに浮いています。狙いがまったく不明です」(同)
第9話までの平均視聴率は13.9%。このままでは平均視聴率13.1%で、朝ドラ史上最低を記録した『おむすび』さえも下回る可能性がある。
ヒロイン2人が出会ったことで「細切れ展開」は解消されそうだが、今後、V字回復はあるのだろうかーー。
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