山口一郎
「ドラゴンズのことを『今日は負けた……』とか。『今日勝った!』とか言ってるのはバカだと思う。もう、勝ち負けじゃないから」
4月14日、熱狂的中日ファンとして知られ、球団創設90周年アドバイザーもつとめるロックバンド『サカナクション』のボーカル・山口一郎が、ラジオ番組でドラゴンズへの“偏愛ぶり”を熱弁。勝ち負けにこだわるファンに対しての発言が、良くも悪くも物議を醸している。
「山口さんは14日の『サカナクション山口一郎のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)内のコーナー『ドラ1 ドラゴンズファンの一郎くん』の中で、4月14日時点でセ・リーグ最下位だったドラゴンズに言及。『現在は4勝11敗で最下位です。全然ここからです。でも、俺はもう勝ち負けはどうでもいい。みんなバカじゃないの? みんなバカだと思う』と発言。その意図を冒頭のように語ると、他球団の成績と比べたりするのは欲が強いからだとして『欲をなくさないと、まず』と持論を展開。
『つまり、いいところはいいのよ。ダメなところはダメっていうふうに。試合の勝ち負けじゃないところで、ドラゴンズのみそ汁の上澄みみたいな部分をしっかりとすすり飲む感じ』と、自身の応援のスタンスを明かしました」(スポーツ紙記者)
ドラゴンズを愛するがあまり、もはや「勝ち負け」にすらこだわらない悟りの境地に達しているかのような山口の発言に、X上では
《これをファンの鑑と言うのなら、全く同意できない。勝ち負けじゃないとか、ただの逃げだよね。もう鼻から諦めてるって事でしょ。》
《勝ち負けでしょ。それでドラゴンズ好きって笑わせないで。》
などの声が集中。結果がすべてとも言われる「プロ」の世界なだけに、山口の言い分に共感できないという意見も多く寄せられている。
「反論意見が出るのも納得ですが、山口さんは北海道出身ながら、中日ファンだった父親の影響で、幼少期からの筋金入りのドラゴンズファン。周りの少年たちが皆、ジャイアンツの帽子を被っていた中、1人だけ北海道でドラゴンズを応援することに誇りを持っていたといいます。
そんな山口さんは、2022年にうつ病を発症。2年間、バンド活動を休止したことも。うつ病になったとき、まず最初に音楽ができなくなり、趣味の釣りもできなくなったことで、好きなものからできなくなっていく、ということを実感したという山口さんは『大好きなドラゴンズも離れていくのかなと思いきや、ドラゴンズだけはうつ病の状態でも、ちゃんと好きでいられたんですよ』とコメント。うつ病に苦しんだ時期はドラゴンズも低迷していたが、その中でも一生懸命に応援するファンを見て『自分が苦しいときにもずっと応援してくれる人たちがいるんだろうな』と気持ちを切り替えられたといいます。だからこそ、山口さんはドラゴンズを一生かけて応援していくと語っていました。
そんな山口さんからすれば、勝ち負けを通り越した“愛”が大切なのでしょうね」(同前)
山口のドラゴンズ愛が本物なことはファンなら誰もが知っている。山口に批判の矛先が向かないためにも、やはり中日が奮起するしかなさそうだ。
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