
近年、SNSでたびたび取り沙汰される公共交通機関や店でのマナー問題。新たに迷惑行為を告発したのが、お笑いコンビ・アンガールズ山根良顕だった。
「4月17日、山根さんは自身のXを更新し、《電車に入る前の列に急に割り込んでくるおじさん 何でルール守ってくれないの》と憤慨。《ショック》と率直な思いをつづり、《そして自分はそうならないよう気をつけよう》と、自らを戒める言葉も添えていました」(芸能記者)
駅のホームで電車を待っているとき、誰もが一度は目にしたことのある“割り込み”。整然と並ぶ列に、何食わぬ顔で割り込む――その無神経さに対するイラ立ちをストレートにぶつけた。温厚な性格で知られる山根の意外な憤りにXでは共感の声が相次いだ。
《山根さん同意します!》
《おじさん以外にも、若い子もいるよ》
《人のふり見て、我がふり直せですね》
世代を超えて広がるマナーの乱れに対する鬱憤を多くの国民が溜めているようだ。交通事情に詳しいライターは、こう語る。
「通勤・通学の時間帯はどうしても余裕がなくなりがちで、“少しくらいなら”という意識が働きやすい。ただ問題なのは、それを誰も咎めないことです。今では少しでもトラブルが起きるとSNSにさらされるなど、思わぬ形で問題が拡大しやすい。誰も注意できなくなった結果、“やったもの勝ち”の空気が生まれてしまっては手遅れになります」
そして、《自分はそうならないよう気をつけよう》という山根の言葉は、誰の胸にも刺さる重みがある。
「マナー違反は“伝染する”側面があります。つまり割り込まれた経験がある人ほど、“じゃあ自分もいいだろ”という負の連鎖が続いていきます。こうした小さな逸脱が積み重なることで、公共空間の秩序は徐々に崩れていきます。
山根さんの《自分はそうならないように》という一言はシンプルですが、“やられたらやり返す”ではなく、“やられても自分はやらない”というブレーキをかける意味で大事な意識だと思います」(同前)
最近は新幹線や飛行機、さらには飲食店など所かまわず動画を撮るという配信者をめぐるトラブルも増えている。
「車内で動画を撮影するという行為自体、新しい現象と言えます。どこまでがアリでどこまでいったらナシなのか。新しい“常識”をつくる必要がありそうです」(同前)
人のふり見て我がふり直せ。古くて新しい箴言だ。
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