4月にスタートした連続ドラマのなかで、ひと際高い注目を集めている作品がある。日本テレビ系で水曜夜10時から放送されている『月夜行路―答えは名作の中に―』だ。原作は同名のミステリー小説で、女優の波瑠と麻生久美子がダブル主演を務める。
「今季のドラマのなかで、『月夜行路』のTVerのお気に入り登録数は59.6万(4月22日時点、以下同)で、ドラマでは『孤独のグルメ』(テレビ東京系)の83.9万に次いで2位。TBS日曜劇場『GIFT』の57.4万を上回っています。『孤独のグルメ』はシーズン11で、これまでの固定ファンがいますから、4月クールのドラマとしては『月夜行路』がトップと言っていいでしょう」(芸能記者)
主演の波瑠は、2025年12月に俳優の高杉真宙と結婚したことを発表したばかりだが、人気は根強いようだ。その夫・高杉は木曜夜10時の『今夜、秘密のキッチンで』(フジテレビ系)に出演中。主人公の悩みを抱える主婦(木南晴夏)が恋に落ちていく「謎のシェフ」を演じている。
4月クールのドラマでは、もう一組の“夫婦”も注目されている。
「火曜夜10時の『時すでにおスシ!?』(TBS系)で、鮨アカデミーの堅物講師を演じているのが松山ケンイチさん。有働由美子さんが連続ドラマに初出演、松山さんが『マツケンサンバII』を踊るなど、何かと話題の多いドラマです。そして、松山さんの妻である小雪さんは、月曜夜10時の『銀河の一票』(フジテレビ系)に出演中。黒木華さん演じる主人公・茉莉の義母で、茉莉に大きな影響を与えていく重要な役どころです」(同前)
2組の俳優夫婦は、それぞれ曜日は違うものの、ともに夜10時のドラマに出演している。直近の2026年1月クールでも、反町隆史が『ラムネモンキー』(フジテレビ系)に、妻の松嶋菜々子が『おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-』(テレビ朝日系)で、それぞれ主役を務めていた。
しかし、実は夫婦ともに人気俳優で、同時期の民放ゴールデンプライム帯のドラマに、主要な役で出演するケースはそれほど多くない。なぜ、夫婦で共演するケースが少ないのだろうか。
「夫婦で共演すればいいと思うかもしれませんが、そうはいきません。人気俳優同士の夫婦が共演すれば、どんな役でも視聴者は夫婦だと認識してドラマを観てしまいますから。また、本人たちも共演を望まないそうです。
木村拓哉さんと工藤静香さん、星野源さんと新垣結衣さん、菅田将暉さんと小松奈菜さんなど、結婚してからの共演はありません。DAIGOさんと北川景子さんは、ともにNHK連続テレビ小説『ばけばけ』に出演しましたが、同時期には出ていませんし、DAIGOさんの登場は一瞬でした。共演とは言えないでしょうね」(同前)
前出の反町・松嶋夫婦は、2024年4月放送の『GTOリバイバル』(フジテレビ系)で共演したが、二人が出会ったドラマの26年ぶりの復活という“特例”だった。
夜10時ドラマを舞台にした“夫婦対決”。最終的に支持を集めるのは、どの作品になるのか――。
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