
女優の橋本愛
気温は24度、初夏の陽気に包まれた4月中旬、埼玉県にあるターミナル駅の周辺では、ドラマ『夫婦別姓刑事』(フジテレビ系)のロケがおこなわれていた。
「車道に停められた警察車両に見立てた黒い車に乗っていたのは、女優の橋本愛さんでした。橋本さんが後部座席に座ると、運転席には俳優の佐藤二朗さん、助手席には女優の斉藤由貴さんが乗り込み、車内で話し合うシーンを撮影していました。車に乗り込むときの橋本さんは、キリッとした表情で緊張感が漂っていました。
ひと通りの撮影が終わると、『お疲れさまでした』と笑顔になり、スタッフに挨拶してその場を離れました。まだ若いのに、あの落ち着きと色気を醸しだせるのはさすがです。現場での存在感はひときわ大きかったです」(近隣住民)
4月14日にスタートした『夫婦別姓刑事』は、橋本と佐藤がダブル主演をつとめ、秋元康氏が企画・原案を担当したことから早くも話題を呼んでいる。
「同作は、同じ部署に夫婦で所属することを禁止する暗黙のルールがある警察が舞台。
東京・中野区の警察署で刑事課に所属する四方田誠(佐藤)と鈴木明日香(橋本)は抜群のコンビネーションを誇る名バディであるものの、夫婦であることを秘密にしている設定です。警察内部で2人の関係がバレるとどちらかが異動になってしまうため、隠し通そうと奮闘する姿を描いています。コミカルながらミステリーな見応えもある刑事ドラマになっています。
今作について橋本さんは、『(佐藤との)夫婦としての関係性を面白がってもらいながら、いかに愛着を持ってもらえるか。どんな困難や複雑な問題が生じても、誠実に、真摯に向き合っていきます』と意気込んでいました」(芸能記者)
橋本は2013年のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』でヒロインの親友を好演し、ブレイクをはたす。多くのドラマ、映画に出演し、2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』では主人公の妻役を演じ、評価を高めた。
大河では、ほかに『西郷どん』(2018年)で西郷隆盛の妻、『青天を衝け』(2021年)で渋沢栄一の妻を演じてきた。大河ドラマで主人公の妻を3度演じたのは橋本だけ。そのことからも、演技力が信頼されているのがわかる。
「とにかくまじめな性格で、役作りへの本気さでいえば、いまの日本の芸能界でも随一。2024年、デビュー以来所属してきた大手事務所を退所していますが、これも、仕事を慎重に吟味して演技と向き合うためだと聞いています。橋本さんにとって賢明な選択でしょう。
2026年に入ると、20代ラスト写真集『MOOD BOARD:』(幻冬舎)を発売し、自然体の姿を惜しげもなく披露していました。その記者会見で『今年はガラッと変わる予感がしていて、イメチェンをしてみようかな。ボブヘアに飽きたので、髪型も変えてみたい。まわりの期待に応えたいという思いと、まだまだ隠してしまっている部分がアンバランスなので、本来の自分を解放します』と心境を明かしていました。
橋本さんといえば、どちらかといえば、かたい役のイメージが定着していましたが、今年はコミカルな刑事役や写真集に挑戦し、“イメチェンの年” にしようとしているんですね」(同)
1月に30歳となった橋本。新境地を開拓できるのか──。
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