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『坂本冬美のモゴモゴ紅白』第35回/『紅白』のフィナーレ『蛍の光』は、毎年歌い継がれている “定番曲”

芸能 記事投稿日:2026.04.25 06:00 最終更新日:2026.04.25 06:00

『坂本冬美のモゴモゴ紅白』第35回/『紅白』のフィナーレ『蛍の光』は、毎年歌い継がれている “定番曲”

坂本冬美

 

 わたしのなかで、大晦日の『NHK紅白歌合戦』のフィナーレといえば、出場歌手全員で歌うスコットランド民謡『オールド・ラング・サイン』が原曲となっている『蛍の光』です。

 

 みんなでステージに集まってこの歌を歌うと、「あぁ、今年も終わるんだなぁ」というかすかな寂しさと同時に、ステージに立たせていただいたことへの感謝の気持ちが溢れてきます。

 

 わたしの記憶にあるもっとも古い『紅白』は、小学5年生のときに観た『第28回紅白歌合戦』(1977年)ですが、このときはもう『蛍の光』を合唱していました。ということは、『第1回』から恒例となっていた? もしかして、歌わなかった年があるとか?

 

 疑問に思って調べてみると、始まったのは私が生まれるずっと前、『紅白』が初めてテレビ放送された1953年の『第4回』で、『東京五輪音頭』で幕を閉じた『第14回』(1963年)を除き、毎年歌われていたようです。

 

 初めて指揮棒を振られたのは藤山一郎先生で、その後、宮川泰先生、平尾昌晃先生と続き、2017年から都倉俊一先生が指揮を務めてくださっています。

 

 後半戦、欅坂46に続く紅組2番手でステージに立ったわたしが歌ったのは、『紅白』3度めとなる「あっぱれ! あっぱれ! あっぱれ、ソーレ!」の掛け声が勇ましい『男の火祭り』です。

 

 バックで盛り上げてくださったのは、秋田市竿燈会、五所川原立佞武多、東龍倶楽部、琉球國祭り太鼓、東京高円寺阿波おどり・江戸っ子連、よさこい紅白合同連・土佐KSZの皆様に加え、演歌界からは山内惠介くん、この年けん玉チャレンジ企画がスタートした三山ひろしくんの2人。

 

 さらにDJ KOOさん、WANIMAさん、三浦大知さん、Hey! Say! JUMPの皆さん。サンシャイン池崎さん、イカ大王に扮した塚地武雅さんと、イケメン揃い(?)です。

 

 わたしが皆さんとお顔を合わせるのはカメリハから。でも皆さん、わたし抜きで練習を重ねてくださっているわけですから、 “ねぷたの龍が大きすぎて、わたしが見えなくなったらイヤだな……”とかなんとか、モゴモゴ言うのは失礼千万(笑)。ただただ感謝です。

 

 そしてそして、この年最大の目玉は、特別枠としてトリの前に登場したお2人。桑田佳祐さんと、音楽界からの引退を表明していた安室奈美恵さんです。

 

 NHK連続テレビ小説の96作めとなる『ひよっこ』の主題歌『若い広場』を歌唱された桑田さんは、ソロとしては7年ぶりの『紅白』。リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックのNHK放送テーマソング『Hero』を熱唱してくれた安室ちゃんは、14年ぶりの登場です。

 

 テレビの前の皆さんと同じように、わたしの心も興奮と感動の波が行ったり来たり。すごい! すごい! すごい! NHKはやっぱりすごい!!と、感謝感激、雨あられです。ただひとつ……ちょっとだけ残念だったのは、安室ちゃんはNHKの101スタジオから、桑田さんは横浜アリーナからの中継だったこと。できれば同じステージで、2人の生歌を聴きたかったなぁと思ったことを覚えています。

 

さかもとふゆみ
1967 年3月30日生まれ 和歌山県出身『祝い酒』『夜桜お七』『また君に恋してる』『ブッダのように私は死んだ』など幅広いジャンルの代表曲を持つ。現在、40周年記念シングル『遠い昔の恋の歌』が好評発売中!

 

写真・中村 功
取材&文・工藤 晋

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出典元: 週刊FLASH 2026年5月5日号

著者: 『FLASH』編集部

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