
人気キャラクターの「おぱんちゅううさぎ」(写真・公式Xより)
人気キャラクター「おぱんちゅうさぎ」が、日本テレビの朝の情報帯番組『ZIP!』内で3Dアニメ化されると明らかになった。
「おぱんちゅうさぎとは、常に涙目を浮かべ、青いリボンと白いパンツがトレードマークのピンク色のウサギのキャラクターです。何をやっても裏目に出て報われない悲哀のある姿が、かわいいと評判を呼んでいます。番組ではおぱんちゅうさぎを生み出したクリエイター・可哀想に!氏が手がける別キャラのヨーグルトの妖精・んぽちゃむも3Dアニメ化されます」(スポーツ紙記者)
朝の帯番組での人気キャラクターのアニメ化といえば、2022年4月から『めざましテレビ』(フジテレビ系)で放送されている「ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ」が思い起こされる。X上でもその点を絡めた声が多い。
《フジ系「めざましテレビ」の顔として完全に定着した「ちいかわ」を相手にするのはかなり厳しい気もしますが》
《「おぱんちゅうさぎ」はちいかわを超えるとか、そういった類いじゃねぇ》
こうした声が聞かれる理由を広告代理店関係者が指摘する。
「今回のおぱんちゅうさぎの3Dアニメ化には、キャラクターやコンテンツなどの知的財産を活用するIP戦略がからんでいます。おぱんちゅうさぎは大手総合商社の伊藤忠商事が、日本と韓国以外のアジア地域とアメリカ・カナダの北米地域でのキャラクターの商品化する権利を取得しています。3Dアニメ化によって知名度を上げ、最終的には“ちいかわ超え”を目指そうとしているとも伝えられますね。同じ時間帯にキャラクターアニメをぶつけてきたのは戦略的なものでしょう」
現在「ちいかわ」は火曜と金曜の週2回放送となっている。「おぱんちゅうさぎ」がどのような形で放送されるのかは気になるところだが、X上では《ちいかわVSおぱんちゅうさぎ…朝の情報番組の視聴率はアニメが左右する時代になった》といった指摘も聞かれる。
今回の動きで憂慮されるのは、番組が持つ役割だと指摘するのは放送作家だ。
「『めざましテレビ』にせよ『ZIP!』にせよ、朝の情報番組はエンタメ情報やグルメ情報なども幅広く取り上げる番組となっているのは確かです。しかしニュースや報道もメインコンテンツのひとつであるべきです。アニメ放送などに手を広げることによって、最新のニュースを知りたい視聴者のテレビ離れを引き起こす懸念もあります」
キャラクターのファンにとってはうれしいアニメ化かもしれないが、今回の動きはテレビ番組のあり方を問う機会ともなりそうだ。
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