
ドラマに10クール連続で出演中の野呂佳代
黒木華主演ドラマ『銀河の一票』(フジテレビ系)が高い支持を受けている。
同作は、政界を追い出された主人公(黒木)が、政治素人のスナックのママ(野呂佳代)をスカウトして都知事選に挑む “選挙エンターテインメント”。
5月11日は第4話が放送された。茉莉(黒木)は、「選挙の天才」と呼ばれる五十嵐隼人(岩谷健司)をチームに迎え入れようと奔走。政界から追放された五十嵐は、日雇いの斡旋や支援相談などをおこなう相談所を開いており、茉莉からの頼みを固辞する。そんなとき、相談所に通っていた日雇い労働者の北斗(阿久津仁愛)が倒れ、病院に搬送される。
北斗はコロナ禍で就職活動をおこなうが全滅。母親は入院しており、高校生の弟のため仕送りしていた。健康保険は滞納、奨学金の返済もあり、無理な生活をしてきたのだ。病院のベッドで「失敗した」と涙を流す北斗に、あかり(野呂)がかけた言葉が大きな反響を呼んでいる。
「失敗じゃないよ。穴に落ちちゃっただけ。真っすぐ前見て、下向かないで歩いてきたんだよね。だから落ちちゃっただけ。いいの、助けてもらって。穴から出れたら、また歩けるから」
この野呂の “クサいセリフ” に、Xでは
《けっこうクサいセリフなのに心打たれちゃう野呂佳代の演技力素晴らし》
《台詞は結構クサいのに、野呂佳代の説得力よ》
などの言葉があふれているのだ。
「現在、多くのドラマに出演し、『出るドラマにハズレなし』ともいわれる野呂さんですが、ここまでの道のりは平坦ではありませんでした。
年齢を偽ってAKB48のオーディションに参加し、合格したものの、それほどの人気が出ないまま卒業。その後はパチンコ番組やパチンコ店での営業といった仕事が続いた時期もありました。
腐りかけていたとき、有吉弘行さんに悩みを打ち明けたところ、『だったらその番組、全力でやれよ、バカ!』と叱咤激励されたそうです。
その後もバラエティ番組での活動が続きますが、汚れ役もいとわずに引き受ける姿に、周囲の評価も変化。徐々に女優としての仕事も増えていきました。多くの視聴者はそういう野呂さんの経緯を知っており、だからこそ『失敗じゃないよ』というセリフが、説得力を持って受け入れられたのでしょう」(芸能記者)
SNSを中心に、ドラマファンから高い評価を受けている『銀河の一票』。第4話の視聴率は4.0%(ビデオリサーチ調べ、世帯平均、関東地区)と番組最低を記録したが、同時間帯の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)がマツコ・デラックスの復帰回で注目度が高かったことを考えれば、大健闘だろう。
同じフジテレビ系の月9ドラマ『サバ缶、宇宙へ行く』の視聴率は第3、4、5話と3%台に落ち込んでおり、ここまでの平均では『銀河の一票』が上回る。TVerのお気に入り登録数でも、『銀河の一票』のほうが多くなっている。
次週の第5話では、都知事選に与党・民政党の日山流星(松下洸平)が満を持して出馬を表明する。それに対抗する五十嵐の奇策とはーー。物語はさらにスピード感を増していきそうだ。
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