
大竹まこと
5月11日、大竹まことがパーソナリティーを務めるラジオ番組『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(文化放送)が放送された。番組に出演したゲストが、高市早苗首相に対して差別的な表現を使って批判する場面があり、物議を醸している。
月曜から金曜まで、大竹がさまざまなゲストを招き、時事問題などを扱う同番組。この日は、13時台に放送されたコーナー「大竹メインディッシュ」に、著書『AIは人間を殺さない、飼い殺す 全体主義という心地よい檻』を刊行した作家・適菜収(てきな・おさむ)氏がゲスト出演し、高市首相の政策を中心に、トークを展開した。
「4月にアメリカのドナルド・トランプ大統領が出席した夕食会で起きた発砲事件の話題から、適菜氏は高市首相の外交姿勢に苦言を呈しました。さらに、2025年10月、高市首相がトランプ大統領をノーベル平和賞に推薦すると報じられたことに言及し、『いろいろあるじゃないですか』と話したあと、笑いながら終戦直後に占領軍の兵士と親密だった日本人女性に対する侮蔑的な呼称を2回、使用したのです。
その場で注意されたのか、適菜氏は『あ、NGですか? それは』と聞くと、大竹さんが『はい、いろんな言葉が難しい言葉になっておりますので、訂正させていただきますけども』と諭していました」(芸能担当記者)
その後、文化放送の砂山圭大郎(けいたろう)アナウンサーが、「先ほど、『大竹メインディッシュ』のなかで不適切な表現がありました。たいへん失礼しました」と謝罪した。しかし、高市首相を“差別表現”で批判したことに関して、Xでは
《いくら意見が異なるにしても、他人に対してこんなこと言ったら普通に「誹謗中傷」でしょ》
《最低すぎる。ありえない言葉》
など、厳しい声が続出し、炎上する事態になっている。問題発言をした適菜氏を起用した番組にも厳しい目が向けられた。
「適菜氏は5月1日のXで、《高市早苗をひとことで言えば「邪悪」》と評するなど、過去のSNSで高市首相に対する過激な言動が見られ、今回の番組出演でも、何度も『高市』と呼び捨てにしていました。また、放送後のXでは《今日は大竹まことさんの番組で、高市早苗の正体についてしゃべっておきました》とつづり、自らの不適切な発言に関する謝罪はありませんでした。そのため、SNSでは『放送のゲストとして相応しくない』という声もあがり、適菜氏を出演させた局の見識まで疑われかねない事態になっています」(前出・芸能担当記者)
適菜氏を起用した意図、問題の発言に関してどのように認識しているか、本誌「Smart FLASH」が文化放送に見解を尋ねたところ、
「さまざまな識者やゲストの方のご意見を幅広くお聴きし、お伝えしていくことがラジオの役割のひとつと思っておりますが、不適切な表現に関しては許されるものではなく、一昨日の放送内でも訂正を入れております。今後もコンプライアンス、弊社放送基準に則り、放送をしてまいります」(文化放送・広報)
という回答だった。
時事問題に関して熱い議論をかわすのは重要だが、使用する言葉に注意が求められるのは言うまでもない。
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