
ソフトバンクのCMに出演し人気となったカイくん
5月17日放送の『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ系)で、ソフトバンクのCMで活躍した “初代お父さん犬” カイくんのギャラ事情が明かされ、大きな話題を呼んでいる。
「番組では、一世を風靡した動物タレントを取り上げていました。元講談社の藤谷英志氏は、“白戸家のお父さん” 役を演じた北海道犬のカイくんについて、『ギャラが1本80万円っていわれてます。約300本のソフトバンクCMに出演した。だから、単純計算で2億4000万円』と説明し、その人気ぶりをふりかえりました。
この発言に、番組MCの上沼恵美子さんも『主演やもんな』と納得の様子でした」(芸能ジャーナリスト)
番組で “ギャラ2億4000万円説” が浮上すると、Xではあらためてその人気に驚く声が続出した。
《サラリーマンの生涯年収に近い金額だよね》
《下手なタレントより「国民的スター」だったよな》
《カイくんの存在が広告の歴史を変えた瞬間だった》
カイくんといえば、2007年からスタートしたソフトバンク『白戸家』シリーズの中心的存在。父親が白い犬という異色設定ながら、娘役の上戸彩、母役の樋口可南子、兄役のダンテ・カーヴァーらとの掛け合いで、一気に “国民的CM” に成長した。
当時を知る芸能関係者が、こう語る。
「それまで携帯電話のCMは、料金プランや通信機能をアピールする “説明型” が主流でした。しかし、白戸家シリーズは、完全にホームドラマとして成立していたんです。
特に上戸彩さんとカイくんのシーンは人気が高く、“CMなのに続きが気になる” といわれるほどでした。実際、当時のカイくん人気はすさまじく、街頭ポスターやノベルティ、イベント出演など、その露出量はトップ芸能人級でした。
場合によっては白い犬を見るだけでソフトバンクを連想するほど、広告キャラクターとして定着していました」
当時は、SNS普及期ともかさなり、家族ネタやシュールギャグ、あるいは時事ネタを絶妙に盛り込んだ作風が人気を後押し。学割や選挙、流行語など、その時代ごとの空気感をたくみにCMへ落とし込み、“毎回ちょっと楽しみなCM” として幅広い世代に親しまれた。
「近年は、TikTokやYouTubeショートの普及によって、“数秒で印象を残す” ことが重視される短尺時代に入っています。一方で、白戸家シリーズは、長年にわたって視聴者との関係性を築き、“家族の成長” まで感じさせた稀有なCMシリーズでした。単なる広告ではなく、国民的ホームドラマとして愛された存在だったのかもしれません」(同前)
カイくんは、2018年に老衰のため16歳で亡くなったものの、その存在感はいまなお色あせていない。放送から年月が経ったいまでも、“伝説のCMキャラクター” として語りつがれている。
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