綾瀬はるか
5月16日、第79回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で公式公開された是枝裕和監督の最新作『箱の中の羊』。主演に綾瀬はるかを迎え、相手役にはまさかの千鳥・大悟を起用したことで話題となっている。
「是枝監督が同映画祭コンペティション部門に選出されるのは、2023年の『怪物』以来3年ぶりとなります。過去に複数回の選出経験があり、『誰も知らない』(2004年)で柳楽優弥が最優秀男優賞。『そして父になる』(2013年)で審査員賞と来て、『万引き家族』(2018年)で最高賞パルム・ドールを受賞しています。『怪物』でも脚本賞とクィア・パルム賞(LGBTQ+やクィアカルチャーをテーマ、または登場人物として扱った優れた映画)を受賞しているため、今回も何らかの賞を取るのではないかと期待が集まっているんです」(芸能記者)
ところが、アメリカのエンタテインメント誌『ヴァラエティ』は、上映後のスタンディングオベーションはわずか3分半で、長く続かなかったと報道。さらに、目を覆いたくなるような厳しい結果も明らかになったのだ。
「17日にイギリスの映画業界誌『スクリーン』が、カンヌ映画祭の恒例の“星取り表”を発表しました。イギリスの『テレグラフ』や『ガーディアン』、アメリカの『ザ・ニューヨーカー』など12カ国の主要メディア所属の映画批評家が、出品作を4段階で評価したものです。そこで『箱の中の羊』は平均1.4点と、12作品中最下位だったのです。批評家の採点は相当厳しかったようです」(前出・記者)
現地での評判が散々というのは、すでに海外のレビューでも取りざたされており、Xでも大きな話題となっている。
《カンヌ国際映画祭の情報追ってますが、是枝監督の新作がなかなか評価厳しいようで…まあ全部が当たるのはどんな巨匠もまま無い話なんで、仕方ないですね》
《是枝裕和監督「箱の中の羊」は見る価値なし異次元のポンコツ映画だと烙印押されている》
《是枝監督の新作、カンヌで酷評か。まぁキャスティングと予告編でかなり不安要素があったが》
日本では誰もが知る人気者ふたりをキャスティングしているが、国際的な映画祭ではそのアドバンテージも意味がない。
「是枝監督は2025年11月29日に公開されたWIREDでの対談記事で《ぼくは映画制作において9割がキャスティングにかかっている感覚です。オーディションには必ず自分で立ち会い、俳優であれノンプロであれ“この人でいく”という覚悟をもって決める。キャスティングで作品の世界がほぼ決まりますから》と語るほど、俳優の選択にこだわっています。今回の綾瀬さん、大悟さんの起用も作品の世界観に一番合うと判断してのものでしょう。しかし、酷評を浴びる結果となりました。日本国内でどんなに話題になろうと、海外の観客には関係がありません。大悟が“人気コメディアン”であることなどは考慮せず、純粋に演技力を見ているわけですから。5月29日からの日本国内公開に影響が出なければいいのですが」(前出・記者)
手厳しい前評判を受け、国内の映画ファンがどのような反応を示すのかに注目だ。
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