
NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で主演をつとめる俳優の仲野太賀
5月24日放送のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』が話題となっている。
第20回のタイトルは「本物の平蜘蛛(ひらぐも)」。織田軍と上杉軍が激突した「手取川の戦い」で、秀吉(池松壮亮)が勝手に離脱したことに、信長(小栗旬)は激怒。秀吉に蟄居(ちっきょ)を申し付ける。そんな時、松永久秀(竹中直人)が謀反を起こしたとの報せを受けた信長は、秀吉に久秀との談判を命じる。久秀が所有する唯一無二の茶器「平蜘蛛」を譲れば、謀反は不問にするというのが信長の意向だ。信長の命を受け、久秀が立て籠もる信貴山城へ向かった秀吉と小一郎(仲野太賀)。しかし、破格の条件にもかかわらず、久秀は平蜘蛛を渡そうとはしなかったーー。
この兄弟と久秀が対峙した場面が、視聴者の視線を釘付けにした。久秀は二つの茶釜を持ち出し、どちらが本物の平蜘蛛か見抜くことができれば、信長の命に従うと条件を出す。だが、元農民の兄弟に茶釜の価値などわかるはずもなく、小一郎は秀吉に「まず、本物だと思う方を同時に指さしてみよう」などと言い出す始末。ああでもないこうでもないと言い合うコントのような展開に、Xでは
《戦国格付けチェック始まった》
などの声があふれ、「格付けチェック」がトレンド入りする事態に。
そして場面はさらにエスカレート。唐突に「ドカン!」という爆発音がして、兄弟は目を丸くして驚愕。久秀が城内に仕掛けた火薬が爆発したのだ。次々と巻き起こる爆風の中を、兄弟は逃げ惑った。
「城内で爆発が起き、秀吉と小一郎が慌てふためく様は、まるでドリフのコントをみているようでした。松永久秀がドラマなどで描かれる際には、このように爆死するシーンであることが多いのですが、これは戦後に広まった逸話で、城に火を放って焼死したというのが通説となっています。多少のやり過ぎ感はありましたが、エンターテインメントとしてみれば、“あり”なのでしょう」(芸能記者)
さらに視聴者が反応したのは、次回予告の画面だった。そこには「第二十一回『風雲!竹田城』」の文字がーー。
「『痛快なりゆき番組 風雲!たけし城』(TBS系)のパロディでしょう。1986年から1989年まで放送されたバラエティ番組で、最高視聴率は24.7%を記録。その後のバラエティにも大きな影響を与えたとされる大人気番組です。史実とはかけ離れた過剰演出が多い『豊臣兄弟!』ですが、その路線がさらにエスカレートしているように感じます」(同前)
Xには
《大河: 今週、格付けチェックだったのに 来週は たけし城なのか!?》
という声が多く、「格付けチェック」に続き、「たけし城」もトレンド入りしてしまった。
次回の第21話では、小一郎が武将・羽柴秀長として大きく飛躍する「竹田城の戦い」が描かれるが、まさか『たけし城』のようなドタバタ劇となってしまうのかーー。
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