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高畑裕太 「性的暴行なし」主張に「口外禁止条項」のリスク、法律家が指摘

芸能 記事投稿日:2026.05.27 18:00 最終更新日:2026.05.27 18:00

高畑裕太 「性的暴行なし」主張に「口外禁止条項」のリスク、法律家が指摘

舞台俳優として復帰したてのころの高畑裕太

 

 10年前の不祥事について、突如、Xで声明を発表した俳優の高畑裕太。事件について謝罪する一方、「性的暴行はなかった」と訴えた。当時の報道で形成されたイメージが、現在も俳優活動の障害となっていることから、「自分の言葉で説明する必要があった」と考えたようだ。

 

 高畑は事件後、芸能界から距離を置き、特殊清掃などのアルバイト生活を送っていたとされる。その後、2019年に小劇場公演で俳優復帰。現在は公式サイトやSNSを開設し、まずは舞台で俳優活動を再開した。

 

「8月には、自身が主宰する劇団『ハイワイヤ』の新作公演を控えています。今回は高畑さん自身も俳優として出演します。声明が舞台に影響することを防ぐ意図からか、声明発表の前日には、“舞台とは関係ない”とXでわざわざ断りを入れていました」(芸能関係者)

 

 しかし、やはりというべきか声明への世間の反応は厳しい。同投稿には4000件近くのリプライが寄せられているが、その約8割が批判的な内容だ。

 

 もっとも、演劇界では高畑の才能を評価する声も少なくない。小劇場関係者の間では、「舞台経験を積み重ねることが、俳優としての再生につながる」と見る向きもある。

 

 それでも高畑が“舞台だけ”に留まろうとしない背景には、母・高畑淳子の存在があるという。当時を知るスポーツ紙記者が振り返る。

 

「淳子さんは事件から3日後、涙ながらの会見を開きました。接見した息子の様子について『震えて泣いてばかりだった』と明かしつつ、自身に『甘さがあった』とも語っていました。一方で、事件については『間違いであってほしい』と庇う発言もあり、『親バカだ』という批判を浴びました」

 

 その後の淳子は、出演作品でいずれも高い評価を受けた一方、メディアへの露出は事件前より明らかに減った。特にスポンサー色の強いバラエティー番組への出演は、ほぼ皆無だったといえる。

 

「それでも淳子さんは息子の舞台活動を熱心に応援しています。劇団旗揚げ時には、親交の深い劇作家で舞台女優の渡辺えりさんを伴って駆けつけました。ただ、舞台だけでは収入が不安定なのも、淳子さんは身をもって知っています。

 

 淳子さんは事件前、都内に自分と子供の分の3軒の不動産を所有していましたが、『舞台で建てたのは練馬の1軒だけ』と、よく周囲に話していました。現在は、都心にあった1軒を貸し出しているとも聞いています。示談金は数千万円に及んだともされ、経済的に一番苦しかったのは淳子さんだったのかもしれません」(同前)

 

 ここまでバックアップする背景には、息子には報酬が高いテレビや映画といった“映像の世界”で再起してほしいという思いが強いのだろう。だが、声明が彼にとって追い風になるかといえば、SNSと同じく現実も厳しいようだ。ある映像制作会社幹部は、こう語る。

 

「テレビも映画もスポンサーあっての世界です。いくら本人が否定したとはいえ、“性加害”のイメージが残る人物を起用するリスクは極めて高い。事件が法的に解決したとしても、リスクを避ける空気から、映像作品への出演は難しいでしょう。事件から10年近く経過したとはいえ、同世代で評価される俳優が多い中、高畑さんを敢えて起用する製作者がいるかは疑問です」

 

 損害賠償事件に詳しい弁護士の大和田周資氏は、今回の高畑の声明についてこう危惧する。

 

「高畑さんの事件の示談内容は分かりませんが、一般論として、犯罪の示談では口外禁止、接触禁止条項は不可欠です。少なくとも当該事件に関する事項を暴露すると、条項違反で損害賠償請求を受ける可能性は極めて高いと思います」

 

 これは一般論ではあるものの、彼がそれなりのリスクを冒して声明を発表したことは間違いなさそうだ。高畑裕太の突然の“告白”は、俳優復帰への足掛かりとなるのか。それとも、消えかけていた過去の火種を再び掘り起こす結果となるのか――。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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