水卜麻美アナウンサー
5月28日放送の『ZIP!』(日本テレビ系)で流れたアニメ作品が、激しい嫌悪感を招いている。
「生成AIによるものだとわかり、視聴者から気分が悪いと訴える声が続出しているのです」(芸能記者)
発端は27日放送の『有吉の壁』でおこなわれた「アニメ化争奪!おもしろキャラクター選手権」だ。芸人たちがアニメ化されそうな新キャラを演じ、有吉弘行の独断で選ばれた優勝キャラが実際にアニメ化される企画だった。
「優勝したのは、お笑いコンビ・きつねの『にぎりん坊や かつお』でした。『おにぎりロボ』と至高のおにぎり作りで対決するというコントです。そして、翌28日の『ZIP!』にきつね本人たちが生出演し、完成版が披露されたのです。ところが、流されたのは一般的な手描きアニメやCGアニメではなく、生成AIによって制作された作品でした」(同)
すると、Xでは独特の質感や不自然な動きに
《AIアニメ普通に気持ち悪すぎて朝から吐きそう》
《ZIPで絵がAIすぎるアニメやってて朝から体調悪くなった》
《やめてくれ気持ち悪い》
など、不快感を訴える声が続出した。
「有吉さんは『有吉の壁』内で『ここからビッグマネーが生まれる可能性がある』と期待をあおっていました。そのため、翌朝の『ZIP!』でどんな作品になるのか楽しみにしていた視聴者も多かったはずです。
それだけに、『アニメ化』という言葉から想像する作品と、実際に出てきた生成AIアニメとの落差にガッカリした人も少なくなかったのでしょう」(同)
実は、日テレでは最近、生成AIを活用したコンテンツが目立っている。芸能プロ関係者が語る。
「5月24日放送の『Golden SixTONES』(同系)では、新コーナー『バグモンクエスト』がスタートしました。生成AIが作った “合成モンスター” が何と何を組み合わせたものか当てる企画で、犬とリンゴ、シロクマとペットボトルなど奇抜なキャラクターが続々登場。しかし、SNSでは拒否反応も少なくありませんでした」
『Golden SixTONES』では毎週のように新企画を投入しているが、生成AI特有の不気味さが裏目に出た格好だ。
「テレビが積極的に生成AIを活用すればするほど、その相性の悪さが浮き彫りになっています。制作側としてはコストや制作スピードの面で魅力があるのでしょうが、視聴者が求めているものとのズレも見え始めています」(同)
“未来の技術” として歓迎されるはずの生成AI。しかし、その不気味さが視聴者離れを加速させる要因にならなければいいのだが。
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