
嵐としての活動を終了した5人
嵐は活動終了ではなく “解散”――そんな言葉がファンの怒りに火をつけたのは、5月31日に東京ドームでおこなわれたラストライブ直後のことだった。
「この日の夜に放送された『Mr.サンデー』(フジテレビ系)のコメンテーターの一言が、思わぬ波紋を呼んでいるのです」(芸能記者)
番組では公演後の東京ドームの様子やファンへのインタビュー、これまでの活動の軌跡などを特集。その流れで司会の宮根誠司からコメントを求められたのが、起業家・坂井風太氏だった。
「宮根さんが『坂井さん、嵐にはたくさんの勇気と元気と夢をいただきましたね』と話を振ると、坂井さんも『26年半グループとしてやっていくってすごい大変なことだと思う』と、その歩みを称賛していました。
続けて、坂井氏は『一回解散にはなりますけど、今後10年も20年も語り継がれていくようなアイドルグループだなと思いますね』と発言。これが、ファンにとって聞き流せるものではなかったようです」(同前)
Xでは、
《解散って言った奴誰だ?》
《訂正テロップ出せ今すぐに。デリケートな部分なんだよ。知らんならコメントすな》
と批判が噴出。さらに、
《Mr.サンデーのコメンテーターが「嵐は解散にはなりますけど…」て言ってたから何も分かってねえてキレながらチャンネル変えた やっぱ宮根誠司は信用できない》
と、司会の宮根にまで矛先が向く事態となっている。ファンの怒りについて芸能プロ関係者はこう語る。
「嵐は2020年末の活動休止発表以来、『解散ではなく活動休止』という表現に一貫してこだわってきた経緯があります。これはメンバーが最後まで守ってきたスタンスで、ファンにとって『活動終了』を『解散』と、軽く置き換えられるものではないのです」
坂井氏は28歳で大手ITベンチャー・DeNAの子会社の社長に就任し、2022年には自身の会社を設立した実力派の起業家だ。
「坂井氏は企業の人材育成や組織づくりを支援する “人材育成のプロ” として知られています。ただ、芸能やアイドル文化には独特の文脈や歴史がある。今回ばかりは、その分野特有のデリケートな部分を十分に理解していない人物にコメントを求めた番組側の判断に疑問の声があがっています」(同前)
実際、ラストライブでの大野智の言葉こそ、ファンが敏感に反応した理由を物語っている。
「大野さんは『このみんなで作り上げた “嵐” は、これからも生き続けます』と語っていました。その直後に第三者から『解散』と表現されたことに、違和感を覚えたファンも少なくなかったのでしょう」(同前)
ファンにとって「活動終了」と「解散」は別物。その一言は、26年半の節目に、あまりにも重く響いてしまったようだ。
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