
GACKT
《少子化対策という言葉に違和感がある。》
6月1日、ミュージシャンのGACKTがXを更新。長らく少子高齢化が叫ばれてきた日本の「人口減少問題」について私見を述べて、話題となっている。
「GACKTさんはまず、国立社会保障・人口問題研究所(社人研)が2023年の人口推計で、『出生数70万人割れは2042~2043年頃』と予測したことを紹介すると『現実は、2024年の出生数が68万6061人。予測より約18~19年早く到達。つまり、2040年代に起きるはずだった未来が、すでに始まっている』と説明。
さらに、社人研は、出生率が将来的に回復し、2070年には人口約8700万人になると推計しているものの、現実には2024年の出生率が過去最低の1.15だったことに言及。韓国も台湾も『そこまで出生率は落ちない』と言われていたのに、現実には韓国は0.72。台湾も0.8前後まで落ち込んだとして『日本だけが違うと言い切れる根拠は、どこにあるんだろう』と疑問を投げかけました」(スポーツ紙記者)
GACKTはさらに2000年から2024年の間に、婚姻件数が4割も減っていることをあげつつ、問題は出生率ではないと思うとして、冒頭のコメントを残した。さらに政府がおこなう「子育て世帯の負担を軽くする」政策以前に「【この国が若者にとって、未来を賭けたいと思える国かどうか?】結局、問われているのはそこじゃないのか?」と疑問を提示した。
また、「リスクを背負って生活することより、一人の方がいいと思う人たちが増えたんじゃないか? つまり、誰かと一緒になり家族を増やすことが、リスクと感じざるを得ない時代になった」と持論を展開した。
日本の人口減少を憂うGACKTの真面目な提言は、2日現時点で220万回を超えるインプレッションを記録。コメント欄には
《昔は貧乏でも結婚して子供を産んだのですがね》
《働けど暮らし楽にならず。みたいなのが30年以上も続いたからね。とくに今の30代のゆとり世代からZ世代に至るまで、我慢とは無縁の世代で無理してまで結婚する必要性がないのかなと思う。》
など、GACKTの意見に賛同する声も多くあがっている。
「GACKTさんはその後も《ハンガリーの少子化対策を検討してみては》というユーザーからの提案に対し、ハンガリーは国の全面的なバックアップで一度は出生率の上昇に成功したものの、その後、再び出生率が低下したことをあげ、『お金を配るだけじゃ少子化は解決しない』などとコメント。
また別のユーザーからのコメントには『ボクはどちらかと言うと、【人口減少を前提に社会設計をするべき】という考え方に近い。そもそも今の日本は、人口が増え続ける前提で作られた仕組みをいまだに引きずっている』と分析。だからこそ、AIや自動化を活用しながら、少ない人数でも回る国へ移行する必要性があるとして、『むしろ少子化議論で一番欠けているのは、【日本は最終的に何人国家を目指すのか】という視点じゃないだろうか』と投げかけました」
その上で『子どもを持ちたい人が、経済的な理由で諦めなくて済む社会を作る』という最終的な理想を掲げたGACKT。かなり踏み込んだGACKTの提言を、政府はどう聞くだろうか。
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