二宮和也
5月31日、国民的アイドルがその歴史に幕を下ろしたーー。
東京ドームでラストライブ『ARASHI LIVE TOUR 2026「We are ARASHI」』を開催した嵐。ライブの模様はファンクラブ会員向けだけでなく、6000円で一般配信も実施され、多くの人々が彼らの集大成を見届けた。
同日、東京ドーム周辺には、少しでも嵐の最後の姿を感じようと多くのファンが集まっていたという。
「チケットが外れてしまったので、せめて近くで雰囲気を味わおうと思い、ライブ開始から1時間ほど経った頃に東京ドームへ向かいました。すると広場には数百人規模のファンが集まり、それぞれスマートフォンで配信を視聴していました。
20代から50代まで幅広い年代の人がいて、男性ひとりで訪れているファンの姿も目立ちました。改めて嵐の国民的人気を実感しましたね。
また、ファンのなかには東京ドームに隣接する『東京ドームホテル』に宿泊している人も多く、客室の窓には『嵐』やメンバーへのメッセージが書かれた装飾が並んでいました。ライブ当日はホテル全体が“嵐一色”という雰囲気でした」(近隣住民)
ファンは、嵐として最後のメッセージを固唾を飲んで見守っていたが、注目を浴びたのは二宮和也の“ジャニーズ”への思いだ。ファンへの挨拶のなかで、
「30年間のジャニーズ人生を終えようと思います」と語ると、「勝手に終わって、勝手になくなっていったなという気持ちが強かったので。勝手ではあるんですけども、今日僕は、ジャニーズ人生を終えます」と続けた。この言葉にX上では、
《最後のニノの挨拶に相当な覚悟を感じた》
《ニノごめん勘違いしてたジャニーズとして終わりたかったんだね》
との声があがっている。
「故・ジャニー喜多川氏による性加害問題が社会的に大きな注目を集め、事務所が事実を認めて謝罪した2023年。嵐のメンバーのなかで最も早く旧ジャニーズ事務所から独立したのが二宮さんでした。彼のなかでは、心の整理がつく前に“ジャニーズ”という看板がなくなってしまったという思いがあったのかもしれません。
実際に、2025年6月に発売された著書『独断と偏見』ではジャニー喜多川氏について『居場所を奪ったことに対して謝ってもらいたい』『事務所をつくった人間でもあるけど、壊した人間でもある』と怒りをあらわにしています。
ジャニー氏の姪である藤島ジュリー景子氏は、同年7月に出版された『ラストインタビュー-藤島ジュリー景子との47時間-』でインタビュアーに対し、櫻井翔さんが娘の大学の入学式につき添ってくれたと明かした半面、二宮さんとは『近年少し距離があります』と語っています。
二宮さんのラストライブでの発言には、自らの手で“ジャニーズ人生”に区切りをつけたいという思いがあったのかもしれません。そして『勝手になくなっていった』という言葉からは、ジャニー氏への怒りがいまだに消えていないことが伝わってきます」(芸能記者)
それぞれの思いを抱えながら迎えた終幕だったーー。
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