4月におこなわれた劇場版『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』の公開記念舞台あいさつ。ゲスト出演した(左から)畑芽育と横浜流星がコナンとともに登壇した
『名探偵コナン』シリーズの脚本を多数、手がけ、ミステリー作家としても知られる大倉崇裕(たかひろ)氏の“告白”が、波紋を呼んでいる。
「6月2日、大倉氏はXを更新。《「政治的な発言していると、小説だせなくなりますよ」と割とフラットな調子で言われたので、「何も言わなければ、小説そのものがなくなりますよ」と答えておいた》と投稿。さらに《杞憂に終わればいいんだけど》と不安をにじませたのです」(ネット担当記者)
この告白に対し、Xでは、《何の意図でそんなこと言われたのか。負けないで欲しい》と、共感や激励の声が多くあがった。
その一方で、《政治の話は左右のイデオロギーに限らず、売れるチャンスを逃しますよって忠告してくれているだけでは?》との意見もあり、「表現者は政治を語るべきではないのか」というテーマに議論が発展している。
「大倉氏は、永作博美さんや檀れいさん主演でドラマ化された『福家警部補の挨拶』シリーズなどの原作者として知られています。この作品を見た漫画家・青山剛昌氏の推薦により『名探偵コナン』の脚本を担当することとなりました。
テレビ版の脚本のほか、劇場版でも5作品を担当しています。2026年公開の『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』も手がけ、記録的な大ヒットを飛ばしています」(同前)
そんな『コナン』の屋台骨を支える脚本家が明かした発言の背景について、テレビ局関係者が語る。
「大倉氏は以前から、SNSで政治的な発言を積極的におこなってきました。発信の内容から、反対意見が出ることは仕方ないことです。しかし、今回の『政治的な発言をしていると小説を出せなくなる』という言葉に対して、大倉氏への忠告と受け取ったファンたちから、批判的な意見が集まっています」(同前)
なお大倉氏は同日、《言ったのは出版関係者でも映像関係の人でもありません。私の担当者さんたちは、否定的な事は一言も言いませんし、人によっては応援してくれています》として、作品にかかわるなかでの発言ではないことを補足している。
どんな立場であろうと、政治について語ることが妨げられる社会になってはならない。
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