
女優の松本若菜
5月中旬、東京・日本橋の路上では、7月からスタートするドラマ『君の好きは無敵』(TBS系)のロケがおこなわれていた。
「この日は、夕方から大勢のスタッフが照明などの準備で忙しそうにしていました。タクシーからアイドルグループのM!LKの佐野勇斗さんと女優の松本若菜さんが降りてきて、佐野さんが松本さんにセリフをひと言残して階段を上がるというシーンを撮影していました。『もう一回』という声が響くと、また2人はタクシーに乗り込んでいました。スタンバイ中、松本さんはスタッフと談笑し、はじける笑顔を終始絶やさなかったのが印象的でした」(近隣住民)
ドラマは、松本演じる主役のコンサルタント・草壁杏奈が、デザイン会社で新たに世界的な人気キャラクターの誕生を目指すというストーリー。「ハローキティ」など数々のキャラクターを生み出したサンリオが、ドラマ制作に全面的に協力したことでも話題になっている。
松本にとって、2024年のドラマ『西園寺さんは家事をしない』以来初のTBS火曜ドラマ。本人は番組HPにこうコメントしている。
「思い入れのある火曜ドラマに再び戻ってこられて、とてもうれしく思います。『もう2年なんだ』とも、『まだ2年なんだ』とも思うのですが、今回はまた変わった私のキャラクターを見ていただくことになると思うので、気合はたっぷりです!」
遅咲きながら、主役の座をつかんだ松本について芸能関係者はこう評価していた。
「42歳の松本さんですが、遅咲きながら実力派として注目されています。2022年に放送されたドラマ『やんごとなき一族』(フジテレビ系)で、上流社会の意地悪な姉を怪演し、一気に知名度を上げました。
2024年の『西園寺さん~』でゴールデンプライム帯の連ドラに初主演。この年は、他にも4月期の『Dr.アシュラ』(フジテレビ系)、10月期の『わたしの宝物』(フジテレビ系)と、1年間で3本のゴールデンプライム帯の連ドラに主演しました。どんな売れっコでもこんな例は聞いたことがありません」(芸能担当記者)
松本は22歳で上京してから、34歳まで飲食店でアルバイトをするなど、苦労した下積み時代を過ごした。その時期“暗黒時代”と呼び、本誌「FLASH」のインタビューでこう語っていた。
「毎日悩んでいました。自分のプライドを守るために、まわりの人たちには『私は主演とかやらなくてもいい』、『私は売れるために女優をしているわけじゃない』と強がりを言っていて。自分にも嘘をついて、何とか心を保っていたのかもしれません」
それから数年、今やドラマで唯一無二の存在となった松本。さらなる高みへとキャリアの階段を駆け上がっていくだろう。
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