
河合優実
女優・河合優実が、2年後の朝ドラヒロインに決まった。脚本家は「クドカン」こと宮藤官九郎氏。だが、このニュースに、一部では冷めた声があがっている。
「河合さんの主演作は、2028年度前期のNHK連続テレビ小説『ほんのモキチ』です。歌人で医師の斎藤茂吉とその妻・輝子をモデルにした夫婦の物語で、輝子は夫に尽くすわけでもなく、当時は“悪妻”と呼ばれた人物でした。朝ドラ史上、もっとも不仲な夫婦を描くそうです」(芸能担当記者)
河合は、今回のオファーについて、会見で「お話をいただいたとき、心臓がバクバクして、そのことしか考えられなくなっちゃう魔力があるものだと思いました」と語った。さらに、いまの気持ちを聞かれ「やる気満々です!」と強く宣言した。
しかし彼女の喜びとは裏腹に、Xの反応は意外にも冷静なものが見られた。
《あーはいはい、と驚かないのもすごいよな》
《またクドカンか、また河合優実か…新鮮さがない》
この“盛り上がらなさ”の正体を放送作家が語る。
「宮藤氏は『あまちゃん』以来、15年ぶりの朝ドラの脚本登板となります。河合さんは『あんぱん』で、今田美桜さん演じるヒロインの妹・蘭子役として出演し、朝ドラファンにはおなじみです。また、河合さんと宮藤氏は大ヒットドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)でのタッグ経験があります」
河合は2019年にデビュー。映画『サマーフィルムにのって』『由宇子の天秤』で新人賞を総なめにし、主演映画『ナミビアの砂漠』はカンヌ国際映画祭・国際映画批評家連盟賞を受賞するなど、その演技の実力には疑う余地がない。
「キャリアを積み重ねて、今度は朝ドラヒロインという流れは当然です。しかしブレイクしてから朝ドラ主演へ、あまりに短期間でステップアップしすぎて“新人感”が消えてしまいました。宮藤氏との再タッグも、ファンはうれしい反面“また同じコンビ”という印象を持ってしまったようです」(同前)
朝ドラヒロインはかつて、原石ともいうべき新人が、磨かれていく過程を見るのも醍醐味だったが、近年は、手堅く“即戦力”を投入するケースが増えている。
「放送まで2年あり、その間に河合さんが別の作品で鮮烈な役どころを演じれば、名声はさらに高まる一方で、新鮮味も失われていきます。いずれにせよ2年後が気になります」(同前)
実力派同士の組み合わせが、かえってサプライズのなさを際立たせてしまったようだ。
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