マツコ・デラックス
6月2日、『マツコの知らない世界』(TBS系)が放送された。今回のテーマは『マイケル・ジャクソンの世界』。番組内で語られたマツコ・デラックスの “スター論” が視聴者の共感を集めている。
番組には、2009年に亡くなった米歌手・マイケル・ジャクソンの訃報をきっかけにファンになったという、いわゆる “没後ファン” が出演し、マイケルの魅力や功績について熱く語った。その流れで、マツコが現代のスター事情について持論を展開した。
「マツコさんは、かつてのスターについて『新しい文化や流行を生み出し、それを世の中へ広げる存在だった』という趣旨の発言をしました。
一方で、現在はSNSの発達によって一般人でも情報発信できるようになり、流行の発信源が芸能人だけではなくなりました。その結果、かつてのような一極集中型のスターが生まれにくい時代になったと分析したのです」(芸能ジャーナリスト)
マツコは、マイケルについて「いまのスターとはレベルが違う」「雲の上どころか本当にいるのかもわからない、宇宙人みたいなもの」と表現。世界規模で圧倒的な影響力を持った存在として称賛した。こうした発言を受け、Xでは、
《“スター”っていうのはもう化石みたいな概念なんだろう》
《SNSが発達した今リソースが集中できないから国民的と呼ばれるスターは本当に出てこない気がしてきた》
と、共感が相次いだ。
「かつてはテレビや雑誌など限られたメディアが情報発信の中心でした。そのため、一部の芸能人に人気やお金が集中しやすい構造がありました。
しかし、現在はSNSや動画配信サービスなど情報の入口が大幅に増えています。個人でも発信できる時代になり、多様な才能が評価されるようになった半面、社会全体が同じスターを共有する機会は減ったと言えるでしょう」(同前)
現代は、テレビ・新聞に加え、SNSや動画サイトなどを通じ、個人個人がそれぞれ異なるコンテンツに触れる時代となった。
「新たな才能が世に出る機会は増え、誰もが発信者を身近に感じられる時代だからこそ、かつてのスターが持っていた特別感や神秘性を維持することは難しくなっているのかもしれませんね」(同前)
マツコの発言は、時代の変化によって変わりゆく “スター像” について改めて考えさせるものとなった。
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