
元中日ドラゴンズ・山崎武司氏(写真・共同通信)
中日ドラゴンズや東北楽天ゴールデンイーグルスで活躍した山崎武司氏の長男・山崎大貴容疑者が、6月9日に逮捕された。
「職業・住所不詳の山崎大貴容疑者は2024年11月、知人を介して知り合った会社役員の男性に『腕時計を預けてもらえれば、海外のオークションに出品し、高値で売却できる』と嘘を言い、685万円相当の高級腕時計をだまし取った詐欺の疑いが持たれています。
2025年の2月ごろ、大貴容疑者の行方が分からなくなり、3月に被害者が警察へ相談していたようです」(スポーツ紙記者)
被害総額は7000万円に上るとみられ、警察は余罪を調べている。父親の武司氏は6月11日、弁護士事務所を通じ、次のようにコメントを発表した。
《この度は、息子大貴の件では、ご心配をおかけし、また関係者の方にはご迷惑をおかけすることになりかねず、心が痛みます。警察から、息子大貴が逮捕されたとの連絡をもらい、ただただ焦燥に駆られており、全く言葉にならない心境にあります。さて、息子大貴は、令和7年2月頃から行方が分からなくなっており、連絡もとれず、息子がどのような生活をしていたのかさえ全く把握していませんでした。親の育て方や躾が悪いとの批判は免れないとは思いますが、大貴は既に29歳となっており、親としても全く把握していない息子についてコメントすることはできない心情をご理解ください》
武司氏は6月12日の日本ハム-中日戦を解説予定だったが、中継局の北海道文化放送(UHB)は、岩瀬仁紀氏に変更となることが発表されている。
「一報を聞いたとき、武司氏と長男の逮捕がうまくつながりませんでした。というのも、武司氏は曲がったことが大嫌いな性格で、あいさつなども徹底していました。当然、息子も厳しく育てていました」
そう語るのは、武司氏について詳しいスポーツ紙デスクだ。
「それに大貴容疑者も、武司氏の引退試合のセレモニーでは始球式をおこない、スポーツ新聞で『最高のオヤジへ』と手記を掲載したほどです。親子関係はかなり良好だったはずなんです。それが、行方がわからなくなっていたというのだから驚きです」
だが、息子が“高級腕時計”に興味を持っていたことはうなずけるという。
「武司氏は、私生活ではかなり豪快な人でしたからね。自分でも『稼いだ分だけ使った』と言っていました。とくに、車と高級時計の収集には熱心でした。車は70台ほど購入し、一時期は同時に5〜6台を所有していたはずです。しかも、ランボルギーニ、フェラーリ、メルセデスなど超高級車ばかりでした。
また、時計もトータル100本くらい買ったと言っていました。500〜600万円もする高級ブランドのオーデマ・ピゲの腕時計も持っていたはずです。こうした“父の背中”を見てきた大貴容疑者に、『腕時計はおカネになる』という発想が生まれたのかもしれません」(同前)
29歳の大貴容疑者が、父親の経歴に泥を塗った責任は大きい。
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