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ペナルティ・ヒデ「僕は原付、向こうはベンツ」元日本代表との格差に愕然…Jリーガーの夢をあきらめ芸人を選んだ理由

芸能 記事投稿日:2026.06.15 11:00 最終更新日:2026.06.15 11:00

ペナルティ・ヒデ「僕は原付、向こうはベンツ」元日本代表との格差に愕然…Jリーガーの夢をあきらめ芸人を選んだ理由

 

 

 6月8日放送のラジオ番組『ナイツ ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)に、ペナルティ・ヒデさん、ワッキーさんがゲスト出演。2人は名門・市立船橋高校サッカー部の先輩後輩(ヒデさんが1学年上)の間柄で、ヒデさんは漫画『キャプテン翼』の連載が始まる前からボールを追いかけていた、芸能界きっての「サッカー古参組」だと話していました。

 

 同番組では、現在のJリーグチェアマンである野々村芳和さんが、ヒデさんの1学年下(ワッキーさんとは同い年)であることや、日本サッカー協会(JFA)会長の宮本恒靖さんとのエピソードに言及。「JFA会長の宮本恒君、このまえ会いましたけど、(自分に)走ってあいさつに来るんですよ。『すいません。遅くなりました』って」と自身の立ち位置を明かすと、ワッキーさんは、自分たちが高校を卒業したころは、まだJリーグがなかったから、大御所というより、キャリアが長いと補足していました。

 

 筆者は以前、ヒデさんに、Jリーグから正式なオファーがあったにもかかわらず、なぜお笑い芸人の道を選んだのかについて、お話を伺ったことがあります。

 

「僕が大学3年生の終わりぐらいから、Jリーグのチーム練習に参加してたんですよ。それで『ゆくゆくはウチのチームに来てくれよ』みたいな感じだったんです。

 

 国体でのチームメイトに、元日本代表の名良橋(晃)がいて、寝食をともにした間柄だったんです。その名良橋が大学に行かずに日本サッカーリーグ1部のフジタ(現・湘南ベルマーレ)に加入して、そこからJリーガーになったんです」

 

 そんなある日、2人の立場を象徴するような出来事が起こります。

 

「Jリーガーになった名良橋が『飯に行こう』って誘ってくれたんで、駅前で待ち合わせたんですけど、当時、大学生だった僕は原付バイクで行ったんです。でも向こうは『ツンべ』で来ましたよ。あっ、ごめんなさい。ベンツです(笑)。

 

 ベンツを見て驚いた僕は、名良橋と『こんなに差が開いたんだ』と思いました。それで、俺もJリーガーを目指して頑張ろうと思ったんです」

 

 しかし、プロの世界を見据えていたヒデさんは、その後ショッキングな現実に直面することになります。

 

「僕が大学4年ぐらいのとき、高校時代の全国大会優勝メンバーで、バリバリすごかった2コ上の先輩の何人かが、Jリーグをやめていったんですよ。あんなにすごい先輩がやめるんだったら、俺は多分無理だなと思ったんです。それでコーチの勉強をして、『フロントに入ってもいいかな』って」

 

 20代前半という若さで指導者や裏方の道を模索するのは早すぎるのではないかと尋ねると。

 

「そうなんですよ。僕は『石橋を叩いて渡る』じゃなく『石橋を叩いて人に渡らす』タイプなんです。『うわ! 崩れた! ごめんな! ワッキー!』って(笑)。流されてるワッキーに謝りながら、『こっちは渡んないほうがいいぞ! あっち行こう』みたいな(笑)。要は、僕はすごく慎重なんですよ。だからJリーグからの誘いは断りました」

 

 Jリーグに誘ってくれた方から進路を聞かれ、「お笑い芸人になろうと思っているんです」と答えると「お前なら、やれるんじゃないの」と言ってくれ、それが自信になったそうです。

 

「大学の寮の打ち上げとかで、同級生と漫才ごっこみたいなのはやってて、身内ではウケていました。それで、高校サッカー部の後輩のワッキーが、何もしないでプラプラしてるって聞いたので、『コンビを組んでオーディションを受けてみないか?』と誘いました」

 

 誘われたワッキーさんも、当時からお笑い好きで、周囲を笑わせる才能に長けていました。

 

「高校の全校集会で野口五郎さんのモノマネをやってましたね。今でもやっているモノマネを、中1ぐらいからやってますから(笑)。

 

 ワッキーがやる野口五郎さんのモノマネは、コロッケさんがやる野口五郎さんのモノマネのモノマネなんです。回数は、正直、本家のコロッケさんよりやってると思います(笑)」

 

 ヒデさんと国体でチームメイトだった名良橋さんは、フランスW杯で日本代表の右ウイングバックとして全3試合に出場。ワッキーさんと同じ年で、高校時代の全国大会でマッチアップした因縁がある名波 浩さん(現・日本代表コーチ)も、日本代表の「10番」を背負った天才レフティーとして歴史に名を刻みました。

 

 これほどの一流アスリートたちと同じピッチに立ち、互角に渡り合っていたペナルティの2人。現在、熱戦が繰り広げられている『2026 FIFAワールドカップ』の「おもしろ解説」をぜひ聞いてみたいものです。

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出典元: SmartFLASH

著者: インタビューマン山下

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